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Define とぅ tu Meaning トゥ

Displaying results for とぅ (tu・とぅ・トゥ) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

とぅ

(Particle) And, with

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

とぅ

(Particle) Even

Ryukyu (Okinawa)

トゥ

(Noun) Tuna, canned tuna

Ryukyu (Okinawa)

あむとぅ

(Noun) Ridge between paddy fields; embankment, dike, bank

Ryukyu (Okinawa)

うっとぅ

(Noun, suffix) Younger, young ones, juniors; younger sibling (brother or sister)

Ryukyu (Okinawa)

ちんとぅ

(Adverb) Precisely, exactly

Ryukyu (Miyako)

とぅなか

(Noun) Eggs, egg

Ryukyu (Okinawa)

とぅぶー

(Noun) Flying fish

Ryukyu (Kunigami: Oku)

とぅべー

(Noun) Green chafer (Anomala albopilosa); Midway emerald beetle (Protaetia pryeri)

Ryukyu (Kunigami: Nago)

とぅ

(Noun) Present, gift, souvenir

Ryukyu (Okinawa: Shuri, Okinawa: Kumejima)

いさとぅ

(Noun) Praying mantis

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

ういっとぅ

(Noun) Drunkard

Ryukyu (Yonaguni)

うやんとぅ

(Noun) Mouse, rat, rodent

Ryukyu (Kunigami: Oku)

とぅんべー

(Noun) Green chafer (Anomala albopilosa); Midway emerald beetle (Protaetia pryeri)

Ryukyu (Amami: Kikai)

とぅつば

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Okinawa)

むさっとぅ

(Adverb) Not at all; not in the least; not one bit; by no means

Ryukyu (Kunigami: Benoki, Okinawa)

とぅ【後】

(Noun, adverb) Later, after

Ryukyu (Okinawa)

とぅ【跡】

(Noun) Mark, print, trace, track; remains, ruins

Ryukyu (Okinawa)

とぅるさん

(Sa-Adjective) Scary, terrifying, frightening

Ryukyu (Yonaguni)

とぅ【事】

(Noun) Thing, circumstance, business, matter

Ryukyu (Kunigami, Okinawa)

わし【鷲】

(Noun) Eagle

Ryukyu (Amami)

くぅとぅし【今年】

(Noun, adverb) This year

Ryukyu (Yonaguni)

とぅむってぃ【努むってぃ・勉むってぃ・力むってぃ】

(Noun, adverb) Morning

Ryukyu (Okinawa)

とぅすくゎん・とぅすくぁん【図書館】

(Noun) Library

Ryukyu (Okinawa)

くゎんとぅうい・くぁんとぅうい【広東瓜】

(Noun) Watermelon

Ryukyu (Amami, Okinawa)

しまくとぅば【島言葉】

(Noun) Island language, island dialect, island speech

Ryukyu (Yoron)

とーとぅがなし・とおとぅがなし【尊尊我無・尊々我無・尊加那志】

(Expression) Thank you, thanks; Nice to meet you

Ryukyu (Miyako: Shimoji Minaai)

とぅびズ【苺・莓】

(Noun) Strawberry, wild strawberry

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

ートゥ -tu (-tu)

  1. と。taruu~ziruu~.太郎と次郎と。?iN~majaanu'uN.犬と猫がいる。'jaQcii~mazuN?icuN.兄と一緒に行く。nuu~N kiraN.何ともかち合わない。tamitoo'NNdaraN.ふた目とは見られない。

ートゥ -tu (-tu) 接尾

  1. 年。cutu(一年),tatu(二年),mitu(三年),'jutu(四年),mutu(六年),kukunutuguzuu(四十九歳),mumutu(百年,百歳)など。

ートゥ -tu (-tu) 接尾

  1. 斗。一石の十分の一。?iQtu(一斗),nitu(二斗)など。

アトゥ atu (?atu) ⓪ 名

(後方の意には多くkusiという。また,跡の意では,複合語を除き,多くsirusiという。)

  1. のち。後刻。将来。また,死後。~kuuwa.あとでこいよ。~nu kutu.あとのこと。また,死後のこと。~nu ?uZumi.あげくのはて。結局。~nu ?uZumee karamiraQtaN.あげくのはては,つかまえられた。
  2. 次。?unu~.その次。
  3. 子孫。また,後継者。~teejuN.あとが絶える。

イトゥ itu (?itu) ⓪ 名

  1. 絹。?iicuと同じ。?iicuを多く用いる。

トゥー tu- (tu-) 接頭

  1. 十。とお。tuhwani(十羽),tukeeN(十回),tuka(十日)など。

トゥイ tui (tui) ① 名

  1. 鳥。
  2. 鶏。~nu?utajuN.鶏がときを作って鳴く。~kooraa kaZikoori,?iju kooraa sii koori.鶏を買うなら数を(大きい鶏より,うまい若鶏を数多く)買え,魚を買うなら大きいのを買え。siiは背丈の意か。

トゥイ tui (tui) ① 名

  1. 酉(とり)。十二支の第十位。時間は午後6時。方角は西。

トゥン tun (tuN)

  1. とも。tuija ?utaru~.[鳥や歌るとも]鶏は鳴いても。

トゥー tuu (tuu) ⓪ 名

  1. 籐。植物名。籐細工に用いる。

トゥー tuu (tuu) ① 名

  1. 十。とお。また,10歳。~nu?iibi'iNnagee neeN.十本の指は同じ長さではない。十人十色。

トゥー tuu (tuu) ① 名

  1. 沖。遠い海上。tunakaともいう。

ウトゥ utu (?utu) ① 名

  1. 音。音響。
  2. たより。音さた。~N cikaraN.音さたもない。
  3. うわさ。評判。~nu 'waQsaN.評判が悪い。?utoo cici ?uQsja sjooSiga.うわさは聞いて,喜んでいるが。

エートゥ eetu (?eetu) ⓪ 名

  1. 同等の力量の者。甲乙のない者。いい相手。~'jaN.いい相手だ。

フィトゥ fitu (hwitu) ① 名

  1. 人。口語はQcu。~nu kukuru。人の心。

フトゥ futu (hutu) ① 名

  1. 臨時。不時。不図の転意か。~-nu Cikeehwa.臨時の時の金。

グトゥ gutu (gutu) ⓪ 名

  1. (前に来る語とともに副詞的に働く)ごと。ごとく。よう。ように。「連体形」のあと,-nu(の)あとなどに用いる。hananu~curasaN.花のように美しい。Cibudi 'uru hananu Ciju cata~.[つぼでをる花のつゆきやたごと(御前風)]花のつぼみが露に会ったよう。hatakee tuuraN~mici tuuri.畑は通らないで道を通れ。?aminu hujuru~tiQpuudamanu ?utiti caN.雨が降るように鉄砲の玉が落ちて来た。?jaagutu curasaree masi 'jaSiga.あんたぐらいきれいだったらいいんだけど。

イートゥ iitu (?iitu) ⓪ 名

  1. 労働の時のかけ声のこと。また,労働歌。~N sjaNSee boozinu niNguru.かけ声もかけないのは僧侶の情婦。

イットゥ ittu (?iQtu) ⓪ 名

  1. 一斗。

クトゥ kutu (kutu) ⓪ 名

  1. こと。事。ことがら。また,事件。変事。?uraNdanakai~nu?ukutooN.西洋で事件が起こっている。~kazuN.事欠く。不足し,不自由する。kutoo kagaN.事欠かない。足りて不自由しない。~'jariba~i.〔文〕物かは。何でもない。物ともしない。cizinu masigaciN~'jariba~i,hanani Ciku habiru cizinu najumi.[禁止のませ垣も ことやればことい 花につく胡蝶 禁止のなゆめ(執心鐘入)]恋には禁止のませ垣くらい何物でもない。花につく蝶をとめることができようか。

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]

とう 【籐】

とう 【唐】

See also

とう 【頭】

とう 【問う】

See also

どう

Phrases

  • ~あろうともʔanarawaN,ʔanerawaN,nuuyatiNkwiiyatiN
  • ~かdoodiN,tootu,taNdi
  • ~かどうかtaNditaNdii
  • ~したところでʔaNshiNkaNshiN
  • ~してchaashi,nugashi,→chaa
  • ~してもchaashiN,ʔikanashiN,nuusawaN
  • ~しようもないchaaNkaaN,naraN,tuiN chimiN naraN
  • ~でもこうでもchaashiNkaashiN
  • ~ともなれ ʔahyaNgaree,ʔappaNgaree
  • ~にか chaagana,ʔichashigana

どう (馬を制止する声)

Phrases

  • ~どうdoodoo

どう 【胴】

See also

どう 【銅】

Phrases

  • ~のやかんʔakuganiyakkwaN

とうか 【灯火】

See also

どうか 【銅貨】

とうき 【陶器】

See also

Phrases

  • ~の一種chibanayachi,chibuyayachi

どうぐ 【道具】

Phrases

  • ~一切dooguhyoogu
  • ~がよいことdoogumasai

とうじ 【冬至】

See also

Phrases

  • ~のころの寒さtuNjiibiisa
  • ~に作るまぜ飯tuNjiijuushii

どうし 【同志】

See also

どうじ 【同時】

See also

Phrases

  • ~に→ʔaachi

どうぞ

See also

Phrases

  • ~どうぞtaNditaNdii

とうふ 【豆腐】

See also

Phrases

  • ~の油いためtoofuchaNpuruu
  • ~の一種ʔushijaadoofu
  • ~のかすtoofunukashi
  • ~料理の一種nitamairukujuu
  • ~をしぼる前の汁kuNshu
  • ~を作る鍋toofunaabi
  • ~を発酵させて作ったものtoofuyoo

どうり 【道理】

See also

どうろ 【道路】

See also

Phrases

  • ~工事 michijukui

どうあげ 【胴上げ】

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]

とぅい

  • Example phrases
    • いゆ こーらー まぎさしから こーり、とぅい こーらー っうぃーやーや ししぬ くふぁさぬ、かまらんくとぅ わかどぅいぐゎーから かじ こーいしぇー まし。
      (魚を買うなら大きいものから買いなさい、鶏を買うなら老いたのは肉が固くて食べられないので若鶏から数で買うのがよい)

とぅいん (とぅたん、とぅらん、とぅてぃ)

  • 取る、もらう
  • Example phrases
    • っちゅぬ むのー とぅてーならん。
      (人のものは取ってはならない)
    • くん ちちぇー たーが ふーび とぅたが?
      (今月は誰が報償をもらったか)

とぅい けーすん (〜けーちゃん、〜けーさん、〜けーち)

  • 取り戻す
  • Example phrases
    • くんち とぅいけーちぇーさ やー。
      (元気を取り戻したんだねえ)

とぅい しがいん (〜しがたん、〜しがらん、〜しがてぃ)

  • とりすがる
  • Example phrases
    • っやーとぅぬ くとー なー うわたんでぃ いちゃる えーてぃんかい とぅいしがらってぃ なちぐぇーぐぇー さったん。
      (あなたとはもうこれまでと言った相手にとりすがられて激しく泣かれた)

とぅい しまいん (〜しまたん、〜しまらん、〜しまてぃ)

  • 取り締まる
  • Example phrases
    • ゆろー いん なてぃ あっちゅる わかむんぬちゃー とぅいしまいん。
      (深夜徘徊する若者たちを取り締まる)

とぅい ちめーいん (〜ちめーたん、〜ちめーらん、〜ちめーてぃ)

  • かき集める
  • Example phrases
    • なーぬ きーぬ ふぁー ほーちかちさーに とぅいちめーてぃ めーすん。
      (庭の木の葉をほうきで掃いてかき集めて燃やす)
    • あったーや いーぶさかってぃー そーくとぅ、ちゅいなーちゅいなー むる とぅいちめーてぃ あっくっし とぅらしぇー。
      (あの人たちは言いたい放題していて、一人一人皆んなかき集めて叱りなさい)

とぅい どぅくる

  • 長所
  • Example phrases
    • ぬーぬ とぅいどぅくるん ねーらん っちゅんちん をぅみ? っちゅんかえー かんなじ たーにん まきらんくとぅぬ てぃーちぇー あんでぃ。
      (何の長所もない人間っているのか。人にはかならず誰にも負けないことが1つはあるって)

とぅい のーすん (〜のーちゃん、〜のーさん、〜のーち)

  • 取り直す、改める
  • Example phrases
    • っちゅんでぃ いーしぇー いーっくゎ いーぶすくぬ あくとぅ、ながみてぃとぅらち、ちむ とぅいのーち くぃり よー。
      (人と言うのは言い過ぎ、言い不足があるので、大目にみてもらって、気持ちを取り直してくださいよ)

とぅい ぶさ かってぃー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 取り放題する
  • Example phrases
    • ちゅーや サラダん とぅいぶさかってぃーっし、さきん ぬみぶさかってぃーっし、かみむぬん かみぶさかってぃーっし しむん どー。
      (今日はサラダも取り放題、酒も飲み放題、食べ物も食べ放題していいよ)
    • たんかのー じん はらいーねー、なとーる きーから かみぶさかってぃー とぅてぃ しむるくとぅ なとーん。
      (タンカンはお金を払うと、実が生っている木から食べ放題していいことになっている)

とぅいん ちかみん ならん

  • 制御できない
  • Example phrases
    • うぬ うぃーっちゃーや じゃーまてぃーまっし とぅいんちかみん ならんさ。
      (その酔っぱらいは行く先がわからくなってどうしようもない)

とぅーぬ いーび

  • 10本の指
  • Example phrases
    • とぅーぬ いーべー ゐんたけー ねーらんぐとぅ、かんげーよーん むる ちがとーん。
      (10本の指は同じ丈ではないのと同様、考え方もみんな違っている)

とぅーいん (とぅーたん、とぅーらん、とぅーてぃ)

  • 問う
  • Example phrases
    • っちゅんかい むぬ とぅーいるばすねー、ぬーぬ くとぅ ちちゅんでぃーる くとぅ ゆー かんげーてぃから とぅーいし やん。
      (人にものを問う際には、どんな事を聞くのかをよく考えてから問うものだ)

とぅーいん (とぅーたん、とぅーらん、とぅーてぃ)

  • 通る
  • Example phrases
    • まくとぅ そーちーねー、まーまでぃん とぅーいん。
      (正直を通せば、どこまでも伝わる)

とぅーい みち

  • 通り道
  • Example phrases
    • がっこーから けーいる じぶんに とぅーいみちんかい ちゃー いんぬ をぅてぃ、しーとぅぬちゃー んーぢーねー、あびてぃ うーてぃちゅーたん。
      (学校から帰る通り道にいつも犬がいて、生徒たちを見つけると吠えて追って来たものだ)

とぅーすん (とぅーちゃん、とぅーさん、とぅーち)

  • 通す
  • Example phrases
    • うっさー とぅーちょーか やー?/いちょーちゅさ。
      (それだけは通しておくね/言っておくね)

とぅーぬちゅん (とぅーぬちゃん、とぅーぬかん、とぅーぬち)

  • 遠のく
  • Example phrases
    • ひこーけー なまどぅ とぅどーたしが、たでーま とぅーぬち あがとーまでぃ っんぢょーる。
      (飛行機はいま飛んだのだが、あっという間に遠のいてあんなに遠くまで行っている)

とぅーみー かがん

  • 望遠鏡
  • Example phrases
    • とぅーみーかがんぬ あいねー かーまんかい ある むぬん みーぬ めーんかい まぎく みーん。
      (望遠鏡があると、遠くにあるものも目の前に大きく見える)

とぅーみかすん (とぅーみかちゃん、どぅーみかさん、どぅーみかち)

  • 唾をペっと吐く
  • Example phrases
    • まーまーんぢん とぅーみかすしぇー はごーぎさくとぅ しぇー ならん。
      (場所をわきまえないで唾を吐くのは汚らしいのでしてはいけない)

とぅぬー まーぬー

  • 道に迷うさま
    ⇒ とぅぬー まーぬー すん〈戸惑う〉、〜さん、〜さん、〜っし
  • Example phrases
    • どぅしぬ やー とぅめーてぃ っんぢゃしが、とぅめーてぃん とぅめーららん、とぅぬーまーぬー そーたっさー。
      (友人の家を探しに行ったが、探しても探せない、戸惑ったよ)

*(参考)じゃーまてぃーま(道に迷うこと)、じゃーま ないん(道に迷う、途方にくれる)、じゃーまてぃーますん(道に迷う)

とぅがいん (とぅがたん、とぅがらん、とぅがてぃ)

  • とがる

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

アートートゥ [⸢ʔaːtoːtu] (感)

  • あな尊と。ああ尊と。⸢アー[⸢ʔaː](ああ)は、「阿那於茂志呂<あなおもしろ>、古語事之甚切、皆阿那<あな>といふ」『古語拾遺』の転訛か。⸢トートゥ[⸢toːtu](尊い{EOS}畏敬すべきである{EOS}有り難い)の義。⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣totu]のように重ねて用いられる。⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔuː⸣toːtu]も同じ意味。
  • Example phrases
    • ⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ ⸢カンヌ⸣マイ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイ シカイ⸢トゥ⸣ ニ⸢ガイ⸣シキ⸢オーサバ⸣ ウ⸢キ⸣シキ タ⸢ボー⸣ローリ
      [⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣toːtu ⸢kannu⸣mai ʔu⸢japusu⸣numai ʃi̥kai⸢tu⸣ ni⸢gai⸣ʃi̥ki ⸢ʔoːsaba⸣ ʔu⸢ki⸣ʃi̥ki ta⸢boː⸣roːri]
      (あな尊と、神様ご先祖様、しかと祈り上げ願いあげますので、お聞き届け受つけ賜りますようにお願い致します)

アーラバカミナトゥ [⸢ʔaːrabakaminatu] (名)

  • 地名。西表島伊武田地区トゥ⸢マダ[tu⸢mada]のアーラバカ(東区画)の小港。アーラバカ一帯の水田の⸢ター⸣ヌ シ⸢ビ[⸢taː⸣nu ʃi⸢bi](田の排水口<田尻>)が小さな港状になった舟の出入り口を形成していて、⸣イダフニ[⸣ʔidaɸuni](サバニ,板舟)をそこから出入りさせて荷物の積み下ろしをしていた。
  • Example phrases
    • ニ⸢シムレーヌ⸣ イダフネー ⸢アーラバカミナトゥナー⸣ル フ⸢バリ⸣ ス⸢コー⸣レータ
      [ni⸢ʃimureːnu⸣ ʔidaɸuneː ⸢ʔaːrabakaminatunaː⸣ru ɸu⸢bari⸣ su̥⸢koː⸣reːta]
      (米盛家のサバニ<板舟>はアーラバカ港にもやって<舫って>おかれた)

アイザムトゥ [⸢ʔai⸣ʣamutu] (名)

  • 西村と東村の旗頭が出会う場所。小底家の東南(巳の方角)の十字路。「会い座元」の義か。西村と東村の境界線となる縦道と沿岸道路の横道が交差した所。そこは、ピ⸢ナイ⸣ウガン[pi⸢na⸣ʔiugaŋ](鬚川御嶽)と⸣サンシキ[⸣saŋʃi̥ki](桟敷)を画する縦道に通ずる所でもある。友利御嶽から、朝の祈願を終えたサ⸢カサ、ティ⸢ジリ⸣ビーの神職者たちがカンシバを頭に巻いて、道歌を歌いながら下りて来られるのを、⸣サンシキで待機していたヤ⸢ク⸣サ[ja⸢ku⸣sa](村役人)や⸢スー⸣ダイ[⸢suː⸣dai](総代{EOS}部落会長)らがアイザムトゥで恭しく出迎えて、⸣サンシキヌウタ[⸣saŋʃi̥kinuʔuta](桟敷の歌)を歌い終える。それを合図に、アイザムトゥではドゥ⸢ラーン[du⸢raːŋ](銅鑼)が一段と強く打ち鳴らされ、東西の旗頭が合流し、東の旗頭を先頭にして⸣サンシキ(桟敷)へ入場し、余興が開始される。⸢パー⸣レー[⸢paː⸣reː](爬竜船競漕)が済んで旗頭がトゥ⸢ニムトゥへ帰る際にも⸢アイ⸣ザムトゥで旗頭を揃え、⸢アイ⸣ザムトゥの歌を歌って来年の豊年豊作を予祝してそれぞれのトゥニムトゥへ帰る

アイザムトゥヌウタ [⸢ʔai⸣ʣamutunu ⸣ʔuta] (連)

  • 「会い座元の歌」の義。神歌の一種。西村と東村の旗頭がトゥ⸢ニムトゥ[tu⸢nimutu](宗家)から出てきて出会う所、またトゥ⸢ニムトゥ(宗家)へと別れていく所の⸢アイ⸣ザムトゥ[⸢ʔai⸣ʣamutu](会い座元)で歌われる。⸢プール⸣ウタ[⸢puːru⸣ʔuta](豊年祭の歌)の項参照

アウトゥー [⸢ʔautuː] (名)

  • 青い海。青海原。深海。外海。「青、緑、紺」を含む色合いの深海。
  • Example phrases
    • カ⸢ツシンマー アウトゥー⸣ フ⸢カ⸣トーラル カ⸢ツォー ⸢ホー⸣シクー
      [kḁ⸢ʦuʃimmaː ʔautuː⸣ ɸu̥⸢ka⸣toːraru kḁ⸢ʦoː hoː⸣ʃikuː]
      (鰹船は外海から<ぞ>鰹を釣ってくる)

アウバトゥ [⸢ʔaubatu] (名)

  • (動)アオバト(青鳩)。体は緑色。体長は家鳩と同じ大きさ。体は緑色を帯びている。家鳩に比して数は少なく限られた数しか飛来しなかった。
  • Example phrases
    • ⸢アウバトー ブー⸣クトー ブ⸢レーシタヌ ナン⸣ゾー ブ⸢ラーンシェン
      [⸢ʔaubatoː buː⸣ku̥toː bu⸢reːʃi̥tanu nan⸣ʣoː bu⸢raːŋʃeŋ]
      (青鳩は、いることはいたが、あまりいなかった)

アガイトゥ [ʔa⸢gaitu] (名)

  • 赤糸。赤い糸。
  • Example phrases
    • ア⸢ガイトゥ⸣シ ⸣キンナ ⸢ナーフダ⸣ ヌイ ⸣シケー
      [ʔa⸢gaitu⸣ʃi ⸣kinna ⸢naːɸuda⸣ nui ⸣ʃi̥keː]
      (赤糸で着物に名札を縫い付けてある)

アカトゥビ [ʔa⸢ka⸣tubi] (名)

  • (植)樹木の名。オオバギ。
  • Example phrases
    • ア⸢カトゥビ⸣ヌ ⸢パー⸣シ シ⸢ビ ヌシ⸣トゥカー シ⸢ビコー⸣ルンティ⸢ダー
      [ʔa⸢katubi⸣nu ⸢paː⸣ʃi ʃi⸢bi nuʃi̥⸣tukaː ʃi⸢bikoː⸣runti⸢daː]
      (オオバギの葉で尻を拭くと便秘になるってよ)

アカトゥル [ʔa⸢ka⸣turu] (名)

  • 船の中の淦(あか)を汲み取る道具。淦取り。淦汲み。⸢ユー⸣トゥル[⸢juː⸣turu](淦取り)ともいう。
  • Example phrases
    • ア⸢カ⸣トゥルシ ⸣イダフニヌ ⸣アカ ⸣トゥリ
      [ʔa⸢ka⸣turuʃi ⸣ʔidaɸuninu ⸣ʔaka ⸣turi]
      (淦取りでサバニの<板舟>の淦を取れ<汲め>)

アガリザトゥ [ʔa⸢gari⸣ʣatu] (名)

  • (地)東里。竹富島にある集落の名。
  • Example phrases
    • タ⸢キ⸣ドゥンナール ア⸢ガリ⸣ザトゥムラ ナ⸢カ⸣スジムラティ アルティ⸢ダー
      [tḁ⸢ki⸣dunnaːru ʔa⸢gari⸣ʣatumura na⸢ka⸣suʤimurati ʔaruti⸢daː]
      (竹富島に東里村、仲筋村とあるそうだよ)

アキルトゥアーシ [ʔa⸢kirutuʔaː⸣ʃi] (副)

  • 明けるや否や。夜明けとともに。「明けると合わせて」の義。普通は、ガ⸢ルトゥアー⸣シ[ga⸢rutuʔaː⸣ʃi](明けるとともに)という。
  • Example phrases
    • ⸢ユー⸣ヌ ア⸢キルトゥアー⸣シ ⸣ンジ ⸢パッ⸣タ [⸢juː⸣nu ʔa⸢kirutuʔaː⸣ʃi ⸣ʔnʤi ⸢pat⸣ta] (夜明けとともに出て行った)。⸢ユー⸣ヌ ガ⸢ルトゥアー⸣シ パ⸢タ⸣ケー ⸢パッ⸣タ[⸢juː⸣nu ga⸢rutuʔaː⸣ʃi pḁ⸢ta⸣keː ⸢pat⸣ta](夜明けとともに畑へ行った)ともいう

アサトゥリ [ʔa⸢sa⸣turi] (名)

  • 朝凪。若年層は、ア⸢サ⸣ドゥリ[ʔa⸢sa⸣duri](朝凪)ともいう。
  • Example phrases
    • ア⸢サ⸣トゥリ ⸢スー⸣ ピンマー ⸢パイ⸣ターヌ ⸢ギームドゥロー⸣ イッ⸢ケン ナン⸣ギ シ⸢タン⸣ダー
      [ʔa⸢sa⸣turi ⸢suː⸣ pimmaː ⸢pai⸣taːnu ⸢giːmuduroː⸣ ʔik⸢ken naŋ⸣gi ʃi̥⸢tan⸣daː]
      (朝凪する日は西表島<南端>への往来<行き戻り>はひどく難儀をしたものだ)

アサトゥル [ʔa⸢sa⸣turu] (名)

  • 早朝畑に出て朝食用の芋を掘ってくること。朝取り。ア⸢サ⸣ピキ[ʔa⸢sa⸣pi̥ki](朝引き)ともいう。嫁がアサトゥルすることを非常に嫌った。
  • Example phrases
    • ア⸢サ⸣トゥル ⸢シー⸣ ア⸢サ⸣ボン マ⸢ニアーシ⸣タ
      [ʔa⸢sa⸣turu ⸢ʃiː⸣ ʔa⸢sa⸣bom ma⸢niʔaːʃi̥⸣ta]
      (朝取りをして朝食を間に合わせた)

アサビグトゥ [ʔsa⸢bigutu] (名)

  • 遊びごと。
  • Example phrases
    • ア⸢サビグトゥ⸣ シ⸢ミル⸣カー ウ⸢リヌ ウイ⸣ナー ⸣タトゥ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
      [ʔa⸢sabigutu⸣ ʃi⸢miru⸣kaː ʔu⸢rinu ʔui⸣naː ⸣tḁtu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
      (遊びごとをさせると、その人の上に立つ人はいない)

アサビシグトゥ [ʔa⸢sabiʃigutu] (名)

  • 楽な仕事。簡単な仕事。「遊び仕事」の義。
  • Example phrases
    • ⸢キュー⸣ヌ シ⸢グトー⸣ ア⸢サビシグトゥ⸣ ユネン⸢バー⸣キナー トゥ⸢ズミラ⸣リン
      [⸢kjuː⸣nu ʃi⸢gutoː⸣ ʔa⸢sabiʃigutu⸣ junem⸢baː⸣kinaː tu⸢ʣumira⸣riŋ]
      (今日の仕事は楽な仕事だ{EOS}夕方までには終了<片付け>出来る)

アシウトゥ [ʔa⸢ʃi⸣utu] (名)

  • 足音。
  • Example phrases
    • ⸣カマーラ ア⸢シウトゥ⸣ヌ シゥ⸢カリ ブーヌ タール⸣ クーカヤー
      [⸣kamaːra ʔa⸢ʃiutu⸣nu si̥⸢karibuːnu taːru⸣ kuːkajaː]
      (あそこから足音が聞こえているが誰がくるのかなあ)

アシトゥ [⸢ʔaʃi⸣tu] (名)

  • あさって。明後日。
  • Example phrases
    • ⸢アシ⸣トー ⸢バン⸣テヌ ⸢ヤースクリ⸣ バコー ⸢テー⸣ナイ ⸢シー フォーララン⸣カヤー
      [⸢ʔaʃi̥⸣toː ⸢ban⸣tenu ⸢jaːsu̥kuri⸣ bakoː ⸢teː⸣nai ⸢ʃiː ffoːraraŋ⸣kajaː]
      (あさっては私の家の家造り共同作業の手伝いをしていただけませんか<下さいませんか>)
    • ⸢アシトゥ⸣ヌ ⸣ユネン
      [⸢ʔaʃi̥tu⸣nu ⸣juneŋ]
      (あさっての晩)
    • ⸢アシ⸣トーラ
      [⸢ʔaʃi̥⸣toːra]
      (あさってから)

アジトゥースン [ʔa⸢ʤituːsuŋ] (他動)

  • 言い通す。どこまでも言い張る。最後まで言い続ける。
  • Example phrases
    • ⸣バー ユ⸢ヌムニ⸣バ ア⸢ジトゥースン⸣ ア⸢ジトゥーサン⸣カー ター⸢ン⸣ シ⸢キ⸣ ッ⸢ふィーラヌ
      [⸣baː ju⸢numuni⸣ba ʔa⸢ʤituːsuŋ⸣ ʔa⸢ʤituːsaŋ⸣kaː taː⸢n⸣ ʃi̥⸢ki⸣ f⸢fiːranu]
      (私は同じ意見を最後まで言い続ける{EOS}言い続けないと誰も聞いてくれない)
    • ア⸢ジトゥーシ⸣ ミサカー ア⸢ジトゥース⸣ クトー ⸣ナルン
      [ʔa⸢ʤituːʃi⸣ misakaː ʔa⸢ʤituːsu⸣ ku̥toː ⸣naruŋ]
      (言い張って良ければ、言い張ることはできる)
    • ア⸢ジトゥーシェー⸣ ミサムヌ
      [ʔa⸢ʤituːʃeː⸣ misamunu]
      (言い張れば良いのに)
    • ア⸢ジトゥーシ
      [ʔa⸢ʤituːʃi]
      (言い張れ<言い通せ>)

アシトゥヌユー [⸢ʔaʃitu⸣nu ⸣juː] (連)

  • あさっての夜。明後日の夜。
  • Example phrases
    • ⸢アシトゥ⸣ヌ ⸢ユー⸣ヤー ⸢バン⸣テナーティ ⸣ユライ ヌ⸢カーシ⸣ム ヌ⸢ソー⸣ラ⸢ナー
      [⸢ʔaʃi̥tu⸣nu ⸢juː⸣jaː ⸢ban⸣tenaːti ⸣jurai nu⸢kaːʃi⸣munu ⸢soː⸣raː⸢naː]
      (あさっての夜<晩>は私の家に会合<寄り合い>をして、小金を出し合って料理を作って食べることをしましょうね)

アシムトゥ [ʔa⸢ʃimu⸣tu] (名)

  • 足元。立っている足の下。身の回り。標準語から新しく借用された語。
  • Example phrases
    • ⸢ドゥー⸣ヌ ア⸢シム⸣トーラ カ⸢タミティル⸣ プ⸢スン⸣ヤン プ⸢スン⸣ タ⸢ナマ⸣リ⸢ダー
      [⸢duː⸣nu ʔa⸢ʃimu⸣toːra kḁ⸢tamitiru⸣ pu̥⸢suŋ⸣jam pu̥⸢sun⸣ ta⸢nama⸣ri⸢daː]
      (足元を固めてから<ぞ>余所の家の人にも頼まれるものだぞ)

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect) (© CC BY-NC 3.0 DEED), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa. [Southern Ryukyuan: Miyara Yaeyama]

アウバトゥ [aubatu] L (名)

  • 鳩の一種

アスゥトゥ [asɨ̥tu] L (名)

  • 明後日

イトゥマ [ituma] L (名)

  • 暇。休暇

ウイピゥトゥ [uipɨ̥tu] L (名)

  • 年寄り。老人

ウトゥ [utu] F (名)

ウトゥ [utu] F (名)

  • 評判

ウトゥドゥ [utudu] L (名)

  • 弟。年下

ウムトゥヤマ [umutujama] F (名)

  • 於茂登岳

キームトゥ [kiːmutu] L (名)

  • 木元

キズゥアトゥ [kidzɨatu] F (名)

  • 傷跡

クトゥ [ku̥tu] L (名)

クトゥ [ku̥tu] F (名)

クトゥスゥ [ku̥tusɨ] F (名)

  • 今年

シートゥ [ʃiːtu] L (名)

  • 生徒

シグトゥ [ʃigutu] F (名)

  • 職業

シザウトゥドゥ [ʃidza]utudu] (名)

  • 兄と弟

スゥトゥムディ [sɨtumudi] L (名)

トゥク [tu̥ku] F (名)

トゥク [tu̥ku] F (名)

  • 仏壇

トゥクヌマー [tu̥kunumaː] L (名)

  • 床の間。家の中にある座床