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Define tootoxu とおとぅ Meaning トートゥ

Displaying results for tootoxu (tootu・とおとぅ・トートゥ) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Yoron)

とーとぅがなし・とおとぅがなし【尊尊我無・尊々我無・尊加那志】

(Expression) Thank you, thanks; Nice to meet you

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

トートゥ tootu (tootu) ① 感・副

  1. どうぞ。どうか。哀願する時にいう語。多く女がいう。また,神に祈る時にも発する。~?aNsi kwiri.どうかそうしてくれ。

アートートゥ aatootu (?aatootu) ① 感

  1. 神仏を拝む時に発する声。あなとうと。女は?uutootuとも言う。

ウートートゥ uutootu (?uutootu) ① 感

  1. 婦人が神仏を拝む時,?ugwaN(願)をする時にとなえる語。あなとうと。

シチトートゥナカ shichitootunaka (sicitootu]naka) ⓪ 名

  1. [七島渡中]七島の沖。土●喇列島の沖合。

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

アートートゥ [⸢ʔaːtoːtu] (感)

  • あな尊と。ああ尊と。⸢アー[⸢ʔaː](ああ)は、「阿那於茂志呂<あなおもしろ>、古語事之甚切、皆阿那<あな>といふ」『古語拾遺』の転訛か。⸢トートゥ[⸢toːtu](尊い{EOS}畏敬すべきである{EOS}有り難い)の義。⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣totu]のように重ねて用いられる。⸢ウー⸣トートゥ[⸢ʔuː⸣toːtu]も同じ意味。
  • Example phrases
    • ⸢アー⸣トートゥ ⸢ウー⸣トートゥ ⸢カンヌ⸣マイ ウ⸢ヤプス⸣ヌマイ シカイ⸢トゥ⸣ ニ⸢ガイ⸣シキ⸢オーサバ⸣ ウ⸢キ⸣シキ タ⸢ボー⸣ローリ
      [⸢ʔaː⸣toːtu ⸢ʔuː⸣toːtu ⸢kannu⸣mai ʔu⸢japusu⸣numai ʃi̥kai⸢tu⸣ ni⸢gai⸣ʃi̥ki ⸢ʔoːsaba⸣ ʔu⸢ki⸣ʃi̥ki ta⸢boː⸣roːri]
      (あな尊と、神様ご先祖様、しかと祈り上げ願いあげますので、お聞き届け受つけ賜りますようにお願い致します)

ウートートゥ [⸢ʔuː⸣toːtu] (感)

  • あな尊(あなとうと)。神仏に祈願する際、冒頭に唱える慣用句。⸢ウー⸣トートゥ ⸢アー⸣トートウ[⸢ʔuː⸣toːtu ⸢ʔaː⸣toːtu](あな尊、ああ尊)と唱えて祈願する。⸢ウー⸣トートゥ カンガ⸢ナ⸣シェーマイ ⸢ヤーニンズ⸣ヌ ⸣ドゥーパダ ⸢キンコー⸣ ニガイ ッ⸢サリル⸣ユー[⸢ʔuː⸣toːtu kaŋga⸢na⸣ʃeːmai ⸢jaːninʣu⸣nu ⸣duːpada ⸢kiŋkoː⸣ nigai s⸢sariru⸣juː](あな尊、神加那志御前様、家族の五体の健康を祈願申し上げます)のようにいう

ガラクトートゥ [ga⸢ra⸣ku⸢toːtu] (感)

  • なにとぞ、なにとぞ。是非とも是非とも。⸢タン⸣ディ⸢トートゥ[⸢tan⸣di⸢toːtu](願わくば是非とも)と重ねて用いられる。/タンディトートゥ マブルシュヨー/ガラクトートゥ カミガナシ ハーリ アミタボリ リューガナシ/(恐れながらお願い申し上げます守り神さま、どうか、どうぞ、是非とも是非とも神様、ハーリ雨を賜りませ竜宮の神様)「アマングイ」(雨乞い歌{EOS}早め句第2連)『鳩間島古典民謡古謡集』

タンディトートゥ [⸢tan⸣ditoːtu] (副)

  • 恐れ多くも、お願い申し上げます。謹んでお願い致します。願わくば。なにとぞ。神仏や相手にに対し、ひたすらに請い願い、良い結果を uby{齎}{モタラ}すよう祈る際に用いる。⸢タン⸣ディ[⸢tan⸣di]は「頼みて」の転訛したものか。⸢トートゥ[⸢toːtu]は「かしこし<畏し。尊し>」の転訛したものか。
  • Example phrases
    • ⸢タン⸣ディトートゥ ⸣バー ニ⸢ガイ⸣ユ シ⸢キトゥドゥキ⸣ タ⸢ボー⸣ラ ナー⸢ラ
      [⸢tan⸣ditoːtu ⸣baː ni⸢gai⸣ju ʃi̥⸢kituduki⸣ ta⸢boː⸣ra naː⸢ra]
      (願わくば私の願いをお聞き届け賜りますようお願い致します)

    • /
      タンディトートゥ マブルシュ アミブシャヌ /ガラクトートゥ カミガナシ アミブシャヌ/(雨乞い歌<ナガミク>)


    • 鳩間島古典民謡古謡集』)

タンディトートゥガラクトートゥ [⸢tan⸣di⸢toːtu⸣ ga⸢ra⸣kut⸢oːtu] (連)

  • 畏れ多くもお願い申し上げます。謹んでお願い致します。ガ⸢ラ⸣クトートゥは、⸢タン⸣ディトートゥ[⸢tan⸣ditoːtu]の対句

トートゥ [⸢toːtu] (感)

  • あなとうと。尊い神様、仏様。神様、仏様なにとぞ~。神様、仏様どうぞ~。畏敬する神仏への祈願の冒頭に、神仏へ呼びかけることば。「父母を見れば多布斗斯<タフトシ>~。万、800」の転訛したものか。/~⸢タン⸣ディ⸢トートゥ⸣ マ⸢ブ⸣ルシュ アミブ⸢シャ⸣ヌ ガ⸢ラ⸣ク⸢トートゥ⸣ カミガ⸢ナ⸣シ アミブ⸢シャ⸣ヌ/(尊い神様、なにとぞ守護神様、雨が欲しいです{EOS}願わくば尊い神様 雨が欲しいです)ア⸢マン⸣グイ[ʔa⸢maŋ⸣gui](雨乞い神歌{EOS}ナガミク)『鳩間島古典民謡古謡集』

トートゥガナシ [⸢toːtuganaʃi] (名)

  • お月様。首里方言からの借用語か。十五夜の月見の祈願の際に用いる語。
  • Example phrases
    • ⸢ユシキ⸣ヌ パ⸢ナ⸣トゥ ミ⸢キン⸣ パ⸢ナン⸣グミン シ⸢キティ トートゥガナ⸣シ ウ⸢ガ⸣ミバ
      [ju⸢ʃi̥ki⸣nu pa⸢na⸣tu mi⸢kim⸣ pa⸢naŋ⸣gumiŋ ʃi̥⸢kiti toːtugana⸣ʃi ʔu⸢ga⸣miba]
      (ススキの花とお神酒も、花米も供えてお月様を拝みなさい)