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Define ね ne Meaning ネ

Displaying results for ね (ne・ね・ネ) – ryukyu

JLect: Japonic Languages and Dialects Database

Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.

Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese

Ryukyu (Yoron: Asato)

ーなゆん

(Verb) To be missing, to be lost; to disappear

Ryukyu (Amami: Koniya)

ィでぃゆム

(Verb) To endure, to put up with, to bear; to be hungry, to be famished

Ryukyu (Okinawa)

ー【似合】

(Noun) Suitable, befitting, well-suited, well-matched

Ryukyu (Kunigami: Benoki, Okinawa)

ー【地震】

(Noun) Earthquake

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

ーら【右】

(Noun) Right, right side

Ryukyu (Okinawa)

あい

(Interjection) Hey, oh, say; oops, uh-oh, sorry

Ryukyu (Okinoerabu)

あや

(Noun) Big sister, older sister

Ryukyu (Yaeyama: Miyara)

いに【稲】

(Noun) Rice plant

Ryukyu (Okinawa)

じん【銭・金】

(Noun) Money, change, coins

Ryukyu (Okinawa)

にー【根】

(Noun) Root, roots

Ryukyu (Okinawa)

んに【胸】

(Noun) Chest, breast

Ryukyu (Okinawa)

やー

(Particle) Indicates emphasis

Ryukyu (Amami: Kikai)

やー・ヤー

(Particle) Indicates emphasis

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

や-

(Particle) Adds emphasis, solicits agreement or requests confirmation

Ryukyu (Yaeyama: Kohama)

あーま

(Noun) Big sister, older sister

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Okinawan → Japanese

アネ ane (?ane) ① 感

  1. ほら。それ。遠方の物をさし示して注意をうながす語。~,?amaNkai ?aSee.ほら,あすこにあるよ。
  2. 珍しい時,意外な時に発する語。おや。あれ。あら。

ネー nee (nee) ⓪ 名

  1. 地震。~nu'jujuN.地震が起きる。

ネー nee (nee) ⓪ 名

  1. 苗。

ネー nee (nee) ① 名

  1. 似合い。似合うこと。ふさわしいこと。つりあうこと。niee, niieeともいう。'iinee 'jasa.よい似合いだ。

ウネ une (?une) ① 感

  1. おや。珍しい物を見た時などに発する。~hwirumasii muN.おや,珍しいものだ。
  2. ほら。それ。指示する場合に発する。目上に対しては,男は ~ sai.女は ~ tai.のようにいう。~'NNdee.それ見ろ。

ーネー -nee (-nee)

  1. (…する)ように。(…した)ごとく。比喩の場合に用いる。hwiNsuumuNnu taka 'iitaN~.貧乏者が鷹をもらったように。'juumiZi CikajuN~ziN CikajuN.湯水を使うように銭を使う。nuuzinu taQcooN~Qsi curasataN.虹が立ったようにきれいだった。

ネーン neen (neeN) ⓪ 自・不規則

  1. 無い。?aN(ある)の打ち消し。neeraNともいう。neejabiraN.ありません。~nasjuN.無くする。~najuN.無くなる。~'jaa.無いねえ。~ga 'jaa.無いかなあ。~ga ?ara.無いだろうか。neenuN ?araN.無くもない。'judee~.読んでない(judeeN-読んである-の打ち消し)。ciNnu ciijoonu~,hwiciciikaacii Qsi.着物の着かたがなってない,あっちこっち引きつって。nesami.[ないさめ]〔文〕ないだろう。
  2. …してしまった。kadi~.食べてしまった。'judi~.読んでしまった。nuutuNganaasi baQpeeti~muN.何となしに間違えてしまったんだもの。

アネル aneru (?aneru) ⓪ 連体

  1. そんな。そのような。口語では?aNneeruという。~'jumudujaja cicarawaN 'jutasja.[あにあるよも鳥や聞きやらはもよたしや]そんな鳥どもが聞いたとしてもかまわない。

アンネー annee (?aNnee) ⓪ 名

  1. 案内。~sjuN.

エーネー eenee (?eenee) ⓪ 副

  1. あるいは。~?aNga 'jara 'wakaraN.あるいはそうかもしれない。

カネー kanee (kanee) ⓪ 名

  1. 借地料。また,小作料。
  2. 地租。また,租税一般。

マネー manee (manee) ⓪* 副

  1. 時には。まれには。~?uNna kutuN ?aN.時にはそんなこともある。

ネービ neebi (neebi) ① 名

  1. まね。動作・表情などのまね。すなわち,外面的なまねごとをいう。一方,maniは模倣して見習うこと。saarunu Qcunu~sjuN.猿が人まねをする。

ネーカ neeka (neeka) ⓪ 名

  1. 今晩。今夜。きょう来るべき晩をいう。すなわち,朝・昼に今晩についていう語。~nu 'juruともいう。夜に今晩のことをいう時には単にcuu(きょう)を用いる。
  2. 死後。死んだあと。~Qsi kwijuru QcuN 'uraN.または~nati ?atu Qsi kwijuru QcuN neeraN.ともに,死んだあとを見てくれる人もいない。

ネーミ neemi (neemi) ⓪ 名

  1. 縫い目。

スネー sunee (sunee) ⓪ 名

  1. 酢の物。

アガネー aganee (?aganee) ⓪ 名

  1. 倹約。節約。経済。~nu 'jutasjaN.節約がうまい。

アネール aneeru (?aneeru) ⓪ 連体

  1. ?aNneeruと同じ。

チネー chinee (cinee) ⓪ 名、接尾

  1. 家庭。家族。
  2. (接尾)家族。cucinee(一家族,一家),tacinee(二家族)など。

フネーイ funeei (huneei) ⓪ 名

  1. 船酔い。~sjuN.船酔いする。上陸後感ずるものにはziibuneeiという。

A dictionary of the Ryukyuan language

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.

Search languages: Japanese → Okinawan

ね 【根】

See also

Phrases

ね 【値】

See also

Phrases

ね 【音】

See also

ね 【子】

Phrases

ねえ

ねぎ 【葱】

ねこ 【猫】

Phrases

ねじ 【螺子】

ねだ 【根太】

ねつ 【熱】

Phrases

ねま 【寝間】

See also

ねる 【寝る】

See also

Phrases

ねる 【練る】

ねん 【念】

See also

Phrases

ねん 【年】

See also

Phrases

  • ~がら年中 niNganiNjuu,→しじゅう

ねあせ 【寝汗】

See also

ねいき 【寝息】

ねいろ 【音色】

See also

ねがい 【願い】

See also

Phrases

ねがう 【願う】

Dictionary of the Practical Use of Okinawan

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan), by Shinsho Miyara, © CC BY-ND 3.0 DEED.

Search languages: Japanese ↔ Okinawan

ねー

  • 地震
  • Example phrases
    • ねーぬ ゆとーたしが、あてー あてぃー?
      (地震が起きていたが、気がついてたか)
    • やまとぅぬ まーをぅてぃ ねーぬ ゆてぃん ふぃるましこー ねーらん。
      (本土のどこで地震が起きても不思議ではない)

ねー

  • Example phrases
    • ゴーヤーん ナーベーラーん ねー こーやーに どぅーぬ あたいぐゎーんかい っうぃーてぃ たぬしみ そーん。
      (ゴーヤーもへちまも苗を買って自分の菜園に植えて楽しみにしている)

ねーいん  (ねーたん、ねーらん、ねーてぃ)

  • (話し手に)物をわたす、(相手に)身体の一部を放つ
  • Example phrases
    • じん ねーれー。
      (お金をよこせ)
    • うり ねーてぃ とぅらしぇー/くぃり よー。
      (それをよこしてくれ)
    • うれー わーむんどぅ やくとぅ とぅてぃ ねーれー。
      (それは私のものなので取ってよこして)
    • なまー ねーららん どー。
      (今は渡せないよ)
    • しば ねーいん。
      (人を小馬鹿にして舌をだす)
    • いのー あし っんぢゃする みちぬ ねーらんくとぅ ふぃっちー しば ねーてぃ ハーハー そーん。
      (犬は汗腺がないのでしょっちゅう舌を出してハーハーしている)
    • ふぃさ ねーいん。
      (足で蹴る)
    • てぃー ねーいん。
      (手をだす)
    • しば ねーやー
      (人を小馬鹿にする者)
    • 、ふぃさ ねーやー
      (足蹴りをする者)
    • 、てぃー ねーやー
      (手を出す者)

*(参考)「ねーいん」の対象は相手に物か、身体の一部を差し出すのを意味し、「っんぢゃすん」は外向きの動作なので、*うれー わーむんどぅ やくとぅ っんぢゃしぇー(それは私のものなのでよこせ);*くち ねーやー(口を出す者)とは言わない

ねーいん (ねーたん、ねーらん、ねーてぃ)

  • なえる
  • Example phrases
    • どぅく あちさぬ、やしぇーぬ ねーとーくとぅ、はんぶんでーさーに むっちいけー。
      (あまりにも暑くて、野菜が萎えているので、半値で持って行きなさい)
    • しーぬ ぬきてぃ ねーとーっさ。
      (性根が抜けて弱っているよ)
    • てぃーだぬ ねーてぃちょーん。
      (太陽が弱くなってきている)
    • ねーやー
      (しなれた野菜)

ねーぐー

  • びっこ
  • Example phrases
    • ねーぐーんねーっし あっちょーしが、ぬー さが?
      (びっこを引いて歩いているが、どうしたのか)

*(参照)どぅーにー すん

ねーとぅ けーとぅ

  • 似合い、似たり寄ったり
  • Example phrases
    • いったー たえー ねーとぅけーとぅ やさ。
      (あなた方二人はお似合いだね)
    • ねーとぅけーとぅぬ みーとぅんだ
      (似合いの夫婦)

ねーび

  • まね
  • Example phrases
    • っちゅぬ ねーびっしどぅ ぬー やてぃん ないるぐとぅ ないる。
      (人のまねをしてこそ何でもできるようになる)

ねーん、ねーらん (ねーんたん、ねーんてぃ)

  • 無い
  • Example phrases
    • くるまぬ あっちかんてぃー そーしが、ガソリンぬ ねーんどぅ あがやー?
      (車がなかなか動かないが、ガス欠なのかなあ)
    • じのー ねーのー あらん。
      (お金はなくはない)
    • じのー ねーんてぃん ぢーぬ あくとぅ しわー ねーらん。
      (お金はなくても土地があるので心配はない)

あがねーいん (あがねーたん、あがねーらん、あがねーてぃ)

  • 節約する
  • Example phrases
    • あがねー じょーじ ないわどぅ やーむちゃー ないん どー。
      (倹約家になれば家計のやりくりもできるよ)
    • もーきーし やかー あがねーり/くめーきり よー。
      (儲けることよりは節約しなさいよ)
    • もーきらぢ やか あがねーり。
      (もうけようとするより節約しなさい)
    • もーきら、もーきら そーし やか あがねーり。
      (もうけようとするより節約しなさい)

*(参照)もーきらぢ=もーきらんでぃ すし(もうけようすること)、もーきらぢ そーん(もうけようとしている)、くめーきーん(つつましくする)

うちぇー かねー すん (〜さん、〜さん、〜っし)

  • 兼ね備える
  • Example phrases
    • っやーや かーぎん じんぶぬん うちぇーかねーっし いったー うやー ゆー なちぇーさ。
      (あなたは器量も知恵も兼備してあなたの親はよく産んでくれたね)

うふ ちねー

  • 大家族
  • Example phrases
    • うふちねーんかえー うふすーめー、はーめー、すー、あんまー、っくゎっんまがぬ をぅてぃ、やーや ちゃー わらいふくいっし あかがとーん。
      (大家族には祖父、祖母、父親、母親、子と孫が居て、家はいつも笑いが絶えなく明るい)

*(参考)「うふやーにんじゅ」とも言う

かたみ あちねー

  • 行商人
  • Example phrases
    • かたんかい てぃーさーじ うちきてぃ うぬ っうぃーんかい そー ぬしてぃ 「そーや こーらに?」んち かたみあちねー そーたる うぃきがぬ をぅたん。
      (肩に手ぬぐいをおいてその上に棹を乗せて「棹は買わないか?」といって行商している男の人がいた)

かねーらすん (かねーらちゃん、かねーらさん、かねーらち)

  • かなえるように仕向ける
  • Example phrases
    • どーでぃん わん うむいるぐとぅ にげーぐとぅ ちちくぃみそーち かねーらち くぃみそーり。
      (どうか私の思うように願いごとを聞き入れて、かなえさせてください)

かみ あちねー さー

  • 商品を頭に乗せて売り歩く者
  • Example phrases
    • んかしぇー くるまぬ ねーらんたくとぅ、たーれーんかい いゆ、もーもーぐゎー、がにんでー いってぃ うてぃ あっちゅる かみあちねーさーぬ をぅたん。
      (昔は車もなかったので、頭上のたらいに魚、貝、蟹などを入れて売って歩く行商人がいた)

くねーいん (くねーたん、くねーらん、くねーてぃ)

  • こらえる、許す
  • Example phrases
    • いーっくゎ、いーぶすくぬ あたらー/あれー、くねーてぃとぅらし よー。
      (言い過ぎ、言い不足があったなら、許してくださいよ)

くねーだ んし

  • 近頃、最近
  • Example phrases
    • くねーだんしぇー でんわぬ むる くーん なとーしが、ぬーが やー?
      (近頃は電話がちっとも来なくなっているが、どうしたのかなあ)

しー がねー

  • 意地っ張りになること
  • Example phrases
    • たーんかい やてぃん むぬぐしぬ あくとぅ、しかんむぬんかえー しーがねー する くとぅん あしが、ちむぬ あん ないくとぅ しかたー ねーらん。
      (誰にでも好き嫌いはあるので、嫌いなものには意地っ張りになることもあるが、心がそうなってしまうのでしようがない)

じょーのー、かねー

  • 税金
  • Example phrases
    • はたち ないねー じょーのー
      (=かねー)
    •  うさみーん。
      (20歳になると税金を納める)

すーねー

  • 酢味噌あえ
  • Example phrases
    • んーすぬ いっちょーる 「すーねー」やかん、いってー をぅらん 「うさち(ぐゎー)」や ゆー かだん。いーかみらりやー する ばす やてぃん、かみーねー ゐー あんべー なたん。
      (味噌が入っている「酢味噌あえ」より、味噌が入っていない「酢のもの」はよく食べた。胃痛するときでも、酢のものを食べるとよくなった)

ぢー ぶねーい

  • 地揺れ
  • Example phrases
    • ふにから うりてぃどぅ をぅしが、ぢーぶねーい そーんねー すさ。
      (船から降りているのだが、地揺れがしているような気がするよ)

Audio Database of Hatoma Lexicon

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED

Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese

アイミー [⸣ʔaimiː] (連)

  • そうだろう?そうだね。目下に対して確認する表現。⸣アイ ⸢ヤン⸣ミー[⸣ʔai ⸢jam⸣miː](そう・である・ね<確認のイ>?)の縮まった形。ク⸢レー ワー⸣ ムヌ。
  • Example phrases
    • ⸣アイミー
      [ku⸢reː waː⸣ munu ⸣ʔaimiː]
      (これは君のものだ{EOS}そうだろう?)

アライパナ [ʔa⸢raipana] (名)

  • 神祈願の際の供物のひとつ。せんまい<洗米>。かしよね。あらいよね。「洗い花米」の義。神に供えるために洗い清めた米で、イ⸢ツァン⸣パイキー[ʔi⸢ʦam⸣paikiː](榊)の葉を三枚茶碗の内縁に立て、せんまいを盛って供える。
  • Example phrases
    • カ⸢ミニン⸣ガイナー ア⸢ライパナ イッ⸣チー シ⸢キオーサン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢miniŋ⸣gainaː ʔa⸢raipana ʔit⸣ʧiː ʃi̥⸢kioːsaŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (神事<神願い>には、「洗い米」を一対お供えしないといけない)
    • ⸣ドゥーパダニンガイナーン ⸢ウンキニン⸣ガイナーン ア⸢ライパナー⸣ ス⸢コー⸣ルン
      [⸣duːpadaniŋgainaːŋ ⸢ʔuŋkiniŋ⸣gainaːŋ ʔa⸢raipanaː⸣ su̥⸢koː⸣ruŋ]
      (健康<胴肌>祈願にも、運気の祈願にもアライパナ<洗米>は供えられる)

ウイナウイナ [⸢ʔuinauina] (副)

  • 次から次へと。重ねて。重ね重ね。
  • Example phrases
    • ア⸢ラヤーユン⸣ ス⸢ク⸣ローリ ⸢ウイナウイナ⸣ ニービキヨイン ⸢ソー⸣ルンティ シ⸢キティル アー⸣ク⸢ダー
      [ʔa⸢rajaːjun⸣ su̥⸢ku⸣roːri ⸢ʔuinauina⸣ niːbikijoin ⸢soː⸣runti ʃi̥⸢kitiru ʔaː⸣ku⸢daː]
      (新家屋も建築され、重ねて結婚祝いもなさると聞いて、祝いに来ていいるのです)
    • ⸢ウイナウイナ イークトゥバ⸣ カー⸢ニ⸣ ア⸢ラ⸣シミ タ⸢ボー⸣リ
      [⸢ʔuinaʔuina ʔiːku̥tuba⸣ kaː⸢ni⸣ ʔa⸢ra⸣ʃimi ta⸢boː⸣ri]
      (重ね重ね良いことだけもたらして<有らしめて>ください)

ウキニビ [ʔu⸢ki⸣nibi] (名)

  • そらね。狸寝入り。眠っているようで、本当は眠っていない眠り。
  • Example phrases
    • ウ⸢キ⸣ニビ ⸢シーベー⸣ティ ⸢ウッ⸣ツァー ⸣ムネー ムー⸢ル⸣ シ⸢キブー
      [ʔu⸢ki⸣nibi ⸢ʃiːbeː⸣ti ⸢ʔut⸣ʦaː ⸣muneː muː⸢ru⸣ ʃi̥⸢kibuː]
      (空寝をしていて、彼らの話は全部聞いているよ)

ウキニビ [ʔu⸢ki⸣nibi] (名)

  • うたたね。かりね(仮寝)。「起き寝」の義

カサニガサニ [kḁ⸢sanigasani] (副)

  • 重ね重ね。日常会話では、カ⸢サビカサビ[kḁ⸢sabikasabi](重ね重ね)ということが多い。
  • Example phrases
    • カ⸢サニガサ⸣ニ イークトゥヌ⸣ ア⸢ロー⸣ルンティ シ⸢キティ⸣ サ⸢ニ⸣ヤ ⸢シーベー⸠ダー
      [kḁ⸢sanigasa⸣ni ʔiːkutunu⸣ ʔa⸢roː⸣runti ʃi̥⸢kiti⸣ sa⸢ni⸣ja ⸢ʃiːbeː⸠daː]
      (重ね重ね慶事<良いこと>があられると聞いて喜んでおりますよ)

サクマイ [sḁ⸢ku⸣mai] (名)

  • 粳米。うるしね。炊いた時、糯米のように粘りけを持たない米。普通は、この米を炊飯して⸢マイヌ⸣イー[⸢mainu⸣ʔiː](米のご飯)にした。ム⸢チマイ[mu⸢ʧimai](糯米)の対義語。
  • Example phrases
    • ム⸢チマイラー⸣ サ⸢クマイ⸣ル ⸢ゴー⸣ラー ス⸢ク⸣ロール
      [mu⸢ʧimairaː⸣ sḁ⸢kumai⸣ru ⸢goː⸣raː su̥⸢ku⸣roːru]
      (糯米よりも粳米の方を多く作られる)
    • サ⸢ク⸣マイシェー ム⸢チェー⸣ ス⸢クララ⸣ヌ
      [sḁ⸢ku⸣maiʃeː mu⸢ʧeː⸣ su̥⸢kurara⸣nu]
      (粳米では餅は作られない)
    • イ⸢チンマー⸣ サ⸢クマイバ⸣ル ⸢ゴー⸣ラー イ⸢ボー⸣ル
      [ʔi⸢ʧimmaː⸣ sḁ⸢kumai⸣ru ⸢goː⸣raː ʔi⸢boː⸣ru]
      (いつもは粳米を多く栽培される<植えられる>)

サニンガーリムヌ [sa⸢niŋgaːri⸣munu] (名)

  • 植物の変種。かわりだね。血統の違う人。変人。突然変異したもの。「種変わり・もの」の義。
  • Example phrases
    • ⸢ウン⸣ネヌ ⸢タックイ⸣ナー ⸣アイブ プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーンシェン⸣ ウ⸢レー⸣ サ⸢ニンガーリ⸣ムヌヨー
      [⸢ʔun⸣nenu ⸢takkui⸣naː ⸣ʔaibu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːŋʃeŋ⸣ ʔu⸢reː⸣ sa⸢niŋgaːri⸣munujoː]
      (あの家には、あんな人はいなかった{EOS}あれは変り種<変人>だよ)

シムチ [ʃi⸢muʧi] (名)

  • 根性。しょうね。「気持ち」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸣アイブ シ⸢ムチ⸣シェー プ⸢スヌ⸣ マイ ⸢ユーザラヌ
      [⸣ʔaibu ʃi⸢muʧi⸣ʃeː pu̥⸢sunu⸣ mai ⸢juːʣaranu]
      (あんな根性では他人の前には進まれ<寄られ>ない)

タイガイ [⸢tai⸣gai] (名)

  • 大概。おおよそ。あらまし。おおむね。おおかた。概略。若年層は、⸢タイ⸣ゲー[⸢tai⸣gaː](大概{EOS}概略{EOS})という。鳩間方言では連母音aiは融合しないのが法則的である。

ッサ [⸣ssa] (名)

  • {Mn_1}草。雑草。「~我が見る小野の久佐な刈りそね。万、4457」の義。[kusa] → [fu̥sa] → [ssa] のように無声化による逆行同化によって音韻変化したもの。

ドゥクードゥク [du⸢kuːduku] (副)

  • よくもまあ~か。相手の行動を強く非難する。よもや~まいね。まさか~まいね。普通では考えられないことをしでかした時などに、驚き呆れて相手を非難していう。主文の文頭に用いられ、文末に疑問・反語の表現を伴って、期待しないことを強調して表す。
  • Example phrases
    • ⸢ワッ⸣サンティ ッ⸢シブリティ⸣ ドゥ⸢クードゥク ワー⸣ アイル ⸢スーテー
      [⸢was⸣santi ʃ⸢ʃi buriti⸣ du⸢kuːduku waː⸣ ʔairu ⸢suːteː]
      (悪いと知りながら<知っていて>、君はよくもまあ そのようにすることが出来るものだね<そのようにぞするのか>)
    • ド⸢クードゥク⸣ アイブ ク⸢トゥ⸣ヌ シ⸢ラリワ
      [du⸢kuːduku⸣ ʔaibu ku̥⸢tu⸣nu ʃi⸢rariwa]
      (まさかあんなことが出来るものか<よくもまあ あんなことが出来るものだ>)


    • さか~か。よもや~まいね。いくらなんでも~か。みすみす(見す見す)
    • ~か。下に疑問、反語の語を伴って期待しないことを表す。 ドゥ⸢クードゥク⸣ アイブー ク⸢トゥ⸣ヌ ナルン⸢トゥー
      [du⸢kuːduku⸣ ʔaibuː ku̥⸢tu⸣nu ⸣narun⸢tuː]
      (まさかあんなことが出来るものか、出来やしない)
    • ウ⸢ヤ⸣バ ⸢タン⸣ガ ヌ⸢カ⸣シティ ⸢ワー⸣ ドゥ⸢クードゥク⸣ ンジ パ⸢ラリン
      [ʔu⸢ja⸣ba ⸢taŋ⸣ga nu⸢ka⸣ʃi̥ti ⸢waː⸣ du⸢kuːduku⸣ ʔnʤi pa⸢rariŋː]
      (親を一人残して、君はまさか出て行けるのか)

ナナカサビ [na⸢nakasa⸣bi] (名)

  • 七重。七重ね。七枚重ねること。衣類の場合は、普通ナ⸢ナッ⸣クビ[na⸢nak⸣kubi](七重)という。
  • Example phrases
    • ナ⸢ナカサ⸣ビ ⸢ヤーカサビ シー⸣ シケー
      [na⸢nakasa⸣bi ⸢jaːkasabi ʃiː⸣ ʃi̥keː]
      (七重ね、八重ねにしてある)
    • ⸢キン⸣バ ナ⸢ナッ⸣クビ カ⸢サビ⸣ キ⸢ソー⸣ル プ⸢スン オーッ⸣タンツォー
      [⸢kim⸣ba na⸢nak⸣kubi ka⸢sabi⸣ ki̥⸢soː⸣ru pu̥⸢suŋ ʔoːt⸣tanʦoː]
      (着物を七着重ねて着られる人もおられたそうです)

ヌイ [⸣nui] (感)

  • 何。何か。何かね。目上の者から目下の者に対する返事。
  • Example phrases
    • ⸣ヌイ ヌイ⸢ツォー⸣ ヌーテー⸢ナー⸣ムティ プ⸢スバ⸣ ヤ⸢ラブワレー
      [⸣nui nui⸢ʦoː⸣ nuːteː ⸢naː⸣muti pu̥⸢suba⸣ ja⸢rabuwareː]
      (何、何だってば、用もないのに<何だからともないのに>人を呼ぶのかよ)

パリマービ [pa⸢rimaː⸣bi] (名)

  • 行くまね。行くふり。⸢マービ[⸢maːbi](真似)は「学、マナブ、ナラフ、マネブ」『類聚名義抄』の転訛したもの。
  • Example phrases
    • ⸢パー⸣ク ⸣パレー サ⸢ムティ⸣ パ⸢リマー⸣ビ カー⸢ニル スー
      [⸢paː⸣ku ⸣pareː sa⸢muti⸣ pa⸢rimaː⸣bi kaː⸢niru suː]
      (早く行きはしないで、行くまねだけをする)

バンゾンガニ [⸢banʣoŋ⸣gani] (名)

  • {Mn_1}さしがね。まがりがね(曲尺)。かねじゃく。直角に折れ曲がった形の物差し。「ばんしょうがね(番匠矩)」の義。⸢ヤーザイ⸣ク[⸢jaːʣai⸣ku](建築大工{EOS}「家大工」の義)が使用した差し金。
  • Example phrases
    • ⸢サイ⸣コー ⸢バンゾン⸣ガニシル ノー⸢ン⸣ パ⸢カリ⸣ル ⸣ムノー ス⸢ク⸣ロール
      [⸢sai⸣koː ⸢banʣoŋ⸣ganiʃiru noː⸢m⸣ pḁ⸢kari⸣ru ⸣munoː su̥⸢ku⸣roːru]
      (大工は曲りがね<番匠がね>で何でも計って、物は作られる)
    • ⸢サイ⸣コー ⸢バンゾン⸣ガニシ パ⸢カ⸣レーティル シ⸢ミ⸣ナー ⸢パン⸣コーッタ
      [⸢sai⸣koː ⸢banʣoŋ⸣ganiʃi pḁ⸢ka⸣reːtiru ʃi⸢mi⸣naː ⸢paŋ⸣koːtta]
      (大工は差し金で測りながら墨縄で直線を引かれた<弾かれた>)
    • ⸢バンゾンガニ⸣ヌ ⸣アルカー ⸢サイクシグ⸣トー ⸣ナルン
      [⸢banʣoŋgani⸣nu ⸣ʔarukaː ⸢saikuʃigu⸣toː ⸣naruŋ]
      (差し金があれば大工仕事は出来る)

ピーチカサビ [⸢piːʧikasa⸣bi] (名)

  • 一つ重ね。一つ重にすること。「一つ重ね」の義。
  • Example phrases
    • カ⸢ベー⸣ トゥ⸢リヤッ⸣サ ⸣ヨーニ ⸢ピーチカサ⸣ベー ⸢シー⸣ クナー シ⸢ミ⸣ シ⸢キ⸣リバ
      [ka⸢beː⸣ tu⸢rijas⸣saː ⸣joːni ⸢piːʧikasa⸣beː ⸢ʃiː⸣ kunaː ʃi⸢mi⸣ ʃi̥⸢ki⸣riba]
      (紙は取り易いように一つ重ねにして、ここに積んで置きなさいよ)

フタカサビ [ɸu̥⸢takasabi] (名)

  • 二重。二つ重ねること。ふたかさね。
  • Example phrases
    • フ⸢ヨー ピー⸣ヤンダ ⸢キン⸣マー フ⸢タカサビ シー⸣ キ⸢サン⸣カー ク⸢バリ⸣ス
      [ɸu⸢joː piː⸣janda ⸢kim⸣maː ɸu̥⸢takasabi ʃiː⸣ ki̥⸢saŋ⸣kaː ku⸢bari⸣su]
      (冬は寒いから、着物はふたかさねにして着ないと凍える)

マタカサビ [ma⸢takasabi] (名)

  • 又重ね。二重に重ねること。
  • Example phrases
    • ⸢ドングペン⸣ゴー マ⸢タカサビ サンドー⸣シ ⸢ナーラビ⸣ シゥ⸢カバ⸣ル シゥ⸢カイヤッ⸣サル
      [⸢doŋgupeŋ⸣goː ma⸢takasabi sandoː⸣ʃi ⸢naːrabi⸣ sï̥⸢kaba⸣ru sï̥⸢kaijas⸣saru]
      (道具類は二重重ね<又重ね>しないで並べて置く方が<置いたらば・ぞ>使いやすいものだ)

マチカンティ [ma⸢ʧikan⸣ti] (名)

  • 待ち遠しいこと。待ちかねること。待ち兼ね。「待ち兼ねて」の義。老年層は、マ⸢ティカン⸣ティ[ma⸢tikan⸣ti](待ち兼ね)という。
  • Example phrases
    • イ⸢サンケーラヌ⸣ フネー イ⸢チル⸣ クーカヤーティ マ⸢チカン⸣ティ ⸢シー ベー⸣ンドゥ マ⸢ダ クーン⸣サー
      [ʔi⸢saŋkeːra⸣nu ⸣ɸuneː ʔi⸢ʧiru⸣ kuːkajaːti ma⸢ʧikan⸣ti ⸢ʃiː beː⸣ndu ma⸢da kuːn⸣saː]
      (石垣からの船は何時来るかなあと、待ちかねているが、まだ来ないよ)

Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect

Results from the [関連データ]南琉球八重山語宮良方言の名詞アクセント資料 [Kanren dēta] Minami Ryūkyū Yaeyama-go Miyara hōgen No meishi akusento shiryō ([Relevant Data] Prosodic materials of the Southern Ryukyuan Yaeyama Miyara dialect), by Kenan Celik, Aso Reiko and Kohei Nakazawa, © CC BY-NC 3.0 DEED

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シニ [ʃini] L (名)

  • 脛(すね)

アンネー [aɴneː] L (名)

キネー [kineː] F (名)

  • 家庭。所帯

サネー [saneː] L (名)

  • ふんどし

ネーラ [neːra] F (名)

ネーラカタ [neːrakḁta] F (名)

  • 右肩

フネー [ɸuneː] L (名)

  • 船酔い

ユネン [juneɴ] L (名)

Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)

Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.

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(Common Noun)

  1. Root (of a plant)

  1. Root (of a tooth, hair, etc.); Center (of a pimple, etc.)

  1. Root root (of all evil, etc.); Source; Origin; Cause; Basis

  1. One's true nature

  1. (Fishing) reef

おとおん

(Common Noun)

  1. Sound; Noise; Report

  1. Note

あたい

(Common Noun)

  1. Price; Cost

  1. Value; Worth; Merit

しん

(Common Noun)

  1. Sleep

(Noun)

  1. First sign of Chinese zodiac (The Rat, 11pm-1am, north, November)

(Common Interjection)

  1. Hey; Come on; Listen

(Common )

  1. Not
    Colloquialism

(Common Particle)

  1. Indicates emphasis, agreement, request for confirmation, etc.; Is it so

なると鳴門鳴戸

(Common Noun)

  1. Strait with a roaring tidal ebb and flow; Whirlpool; Maelstrom

  1. Kamaboko with a spiral whirlpool-like pattern
    Abbreviation

  1. Cooking technique where ingredients are cut in a spiral pattern

  1. Naruto; City in NE Tokushima pref.

  1. Naruto Strait
    Abbreviation

  1. Naruto wakame
    Abbreviation

ばぞく馬賊

(Noun)

  1. Mounted bandit (esp. historically in NE China from the end of the Qing dynasty)

オン

(Common Noun)

  1. Neon (Ne)

のうなし能無し能なし

(Noun)

  1. Incompetence; Ne'er-do-well

ろくでなしロクデナシ碌でなし陸でなし

(Noun)

  1. Bum; Good-for-nothing; Ne'er-do-well
    Word usually written using kana alone

ひめこまつ姫小松

(Noun)

  1. Japanese white pine (Pinus parviflora)

  1. Small pine (esp. one pulled from the ground during "ne-no-hi-no-asobi")

やくざものやくざ者

(Noun)

  1. Professional gambler

  1. Good-for-nothing; Ne'er-do-well; Hoodlum; Ruffian

しゅうじょ終助

(Noun)

  1. Sentence-ending particle (yo, ne, etc.)
    Abbreviation

のうなし能無し能なし

(~の adjectival noun)

  1. Incompetent; Dimwitted; Brainless

しゅうじょし終助詞

(Noun)

  1. Sentence-ending particle (yo, ne, kashi, etc.)

のひのまつ子の日の松

(Noun)

  1. Pine shoot pulled out during "ne-no-hi-no-asobi"

むだめしぐい無駄飯食い

(Noun)

  1. Ne'er-do-well; Waster; Idler; Good-for-nothing

いちじふさいり一事不再理

(Noun)

  1. Ne bis in idem; Prohibition against double jeopardy

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【ね】 — ね、ネは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第5行第4段(な行え段)に位置する。清音でありながら子音は有声子音... [more]

Ne (kana)