(Noun) Awamori, distilled rice liquor
Define 泡盛 泡盛 Meaning 泡盛
Displaying results for 泡盛 – ryukyu
JLect: Japonic Languages and Dialects Database
Results from JLect’s Japonic Languages and Dialects Database, created by Zachary Read, © JLect.com.
Search languages: Japonic (all languages and dialects) ↔ English ↔ Japanese
A dictionary of the Ryukyuan language
Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū (Okinawan Language Dictionary Data Collection), published by the National Institute for Japanese Language and Linguistics, © CC BY 4.0.
Search languages: Japanese → Okinawan
あわもり 【泡盛】
Phrases
- ~を水で割ってかんをしたもの yuuchuu
- ~を水で割ってかんをしたものを入れる器 yuuchuujuukaa
Audio Database of Hatoma Lexicon
Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa, © CC BY-SA 3.0 DEED
Search languages: Yaeyama (Hatoma) ↔ Japanese
アームル [⸢ʔaː⸣muru] (名)
- 泡盛。島酒。
- ⸢アー⸣ムルン ⸣ウンミサクン マ⸢ラソー⸣リ⸢ヨー [⸢ʔaː⸣muruŋ ʔummisakum ma⸢rasoː⸣ri⸢joː] (泡盛も芋神酒も醸造なされよ<生まらせなされよ>)。一般的には、サ⸢キ⸣ タルン[sḁ⸢ki⸣ tarunŋ](酒を醸造する)というが、⸢アー⸣ムル(泡盛の神酒)や、⸢アーミサ⸣ク(粟神酒)、⸣ウンミサク[⸣ʔummisaku](芋神酒)は、マ⸢ラスン[ma⸢rasuŋ](生まれさせる)という。 イ⸢クサユー⸣ヌ ⸣アトゥ パ⸢トゥ⸣マナーン ⸢アー⸣ムルサキ タ⸢ローッ⸣タン [ʔi⸢kusajuː⸣nu ⸣ʔatu pḁ⸢tu⸣manaːŋ ⸢ʔaː⸣murusaki ta⸢roːt⸣taŋ] (終戦後、鳩間島にも泡盛酒を醸造された)
Example phrases
アムリバナ [ʔa⸢muri⸣bana] (名)
- 醸造した泡盛酒が泡を盛り上げる時。フ⸢カイ⸣バナ[ɸu̥⸢kai⸣bana](発酵する時)の対語として用いられる。古典民謡「鳩間中岡」に歌いこまれている
カシザイ [ka⸢ʃi⸣ʣai] (名)
- 酒の糟(酒粕)。酒のもろみ(諸味)を蒸留して泡盛を醸造した後の糟。
- カ⸢シザイ⸣ヤー ⸢オー⸣ヌイーナ ⸣タリティ ⸢ウン⸣トゥ マ⸢ザー⸣シティ ⸣オーン ッ⸢ふァーソーッ⸣タ
[kḁ⸢ʃiʣai⸣jaː ⸢ʔoːnu⸣ʔiːna ⸣tariti ⸢ʔun⸣tu ma⸢ʣaː⸣ʃiti⸣ʔoːn f⸢faːsoːt⸣ta]
(酒の糟は豚の餌に芋と混ぜこねて豚に食べさせなされた)
Example phrases
ソンガー [⸢soŋ⸣gaː] (名)
- (植)ショウガ(生姜)。「生薑、久礼乃波之加三(くれのはじかみ)」『和名抄』のこと。地下茎が横に伸びて黄色い塊根を形成する。辛味を有し、食用・香辛料として用いられる。ナ⸢カミ⸣ヌ ⸢シームヌ[na⸢kami⸣nu ⸢ʃiːmunu](中身の吸い物{EOS}豚の臓物を調理する料理)に臭みを消す香辛料として用いられる。また、発熱した場合、特に傷口などから⸢ピン⸣グル[⸢piŋ⸣guru](冷え込み{EOS}破傷風)が入ったときには、ソンガーを擂ってサ⸢キ[sḁ⸢ki](酒{EOS}泡盛)とヤ⸢キマース[ja⸢kimaːsu](焼き塩)を混ぜて手揉みし、病人の傷口に当てて包帯で巻きつけ、頭から足の先まで擦り付けて治療した。医者のいない島で、経験をもとに、古老たちは糸満漁師が伝えた漢方治療をほどこした。
- ソンガー⸣ヤー パ⸢トゥ⸣マナーン ス⸢ク⸣ローッタン
[⸢soŋgaː⸣ja pḁ⸢tu⸣manaːn su̥⸢ku⸣roːttaŋ]
(生姜は鳩間島でも栽培された)
Example phrases
パナザキ [pa⸢naʣa⸣ki] (名)
- 泡盛醸造過程で最初に蒸留される酒。アルコール度数が高く、最上級酒とされている。「花酒」の義。
- パ⸢ナザ⸣キティ ア⸢ズ⸣カー ユ⸢ノンヌ⸣ パ⸢ナザキ⸣ル イッ⸢チン スー⸣ワ⸢ナー
[pa⸢naʣa⸣kiti ʔa⸢ʣu⸣kaː ju⸢nonnu⸣ pa⸢naʣaki⸣ru ʔit⸢ʧin suː⸣wa⸢naː]
(花酒といえば、与那国の花酒が一番強いねえ)
Example phrases
ピル [pi⸢ru] (名)
- (植)ヒル(蒜)。にんにく(大蒜)。葉や鱗茎を食用・薬用にする。鱗茎は甕に塩け、黒糖漬け、泡盛漬けにして茶請けや冬季の風邪薬に利用した。風邪が流行ると鱗茎を糸で貫き連ねて首に掛け、風邪予防に利用した。ピル(大蒜)はシ⸢ビナージナ[ʃi⸢binaːʤina](注連縄)に結んで厄払いにも用いた。発熱すると、鱗茎を⸢ダイ⸣パー[⸢dai⸣paː](擂鉢)で擂って塩と混ぜ、頭から背中へかけて uby{掌}{テノヒラ}で揉み、すりおろし、腹部から足へと摩り下ろした後に着衣させ、体を温めて解熱させた。「~野蒜摘みに 比流<ヒル>摘みに~」『古事記 中・歌謡』、「醤酢<ひしほす>に 蒜都伎合而<ヒルツキカテテ>~。万葉、3829」の転訛したもの。
- ピ⸢ロー⸣ カミナー ⸢マー⸣スシ シ⸢キティ サー⸣フキン ⸢シー⸣ パ⸢ナシキヌ⸣ パ⸢ヤー⸣ル ⸣ピンマー ⸣イトゥナー ヌ⸢キティ⸣ ヌビナー パ⸢カソーッ⸣タン
[pi⸢roː⸣ kaminaː ⸢maː⸣suʃi ʃi̥⸢kiti saː⸣ɸu̥kiŋ ⸢ʃiː⸣ pa⸢naʃi̥kinu⸣ pa⸢jaː⸣ru ⸣pimmaː ⸣ʔitunaː nu⸢kiti⸣ nubinaː pḁkasoːt⸣taŋ]
(大蒜は甕に入れて塩で漬けて茶請けにもし、風邪が流行る時は糸に貫いて首に穿かされたものだ)
Example phrases
ピルザキ [pi⸢ruʣaki] (名)
- 大蒜酒。泡盛に uby[g]{大蒜}{ニンニク}を漬けて薬用酒として飲用する酒のこと。
- ピ⸢ルザケー カンボー⸣ヌ フ⸢チ⸣ルティ ⸢シー⸣ ン⸢メーマ⸣ナー ヌ⸢マ⸣ソーッタン
[pi⸢ruʣakeː kamboː⸣nu ɸu̥⸢ʧi⸣ruti ⸢ʃiː⸣ ʔm⸢meːma⸣naː nu⸢ma⸣soːttaŋ]
(大蒜酒は感冒の薬といって少しずつ飲まされた)
Example phrases
ブーブ [⸢buː⸣bu] (名)
- uby{瀉血}{シャ|ケツ}。民間療法の一種。頭痛持ちの人、のぼせ症の人、腰痛やカ⸢ヤ[ka⸢ja](肩こり{EOS}肩の痛み)の人などに施されていた治療。剃刀の刃を炎で焼いて消毒し、それで瀉血を施すところ<背中など>の皮膚を軽く⸢パン⸣キ[⸢paŋ⸣ki](弾いて{EOS}傷つけて)、そこに竹筒やコップに度数の高い泡盛を入れて点火したものを据える。アルコールが燃え尽きると筒の中は真空になり、静脈から悪い血液を吸いだすという療法。
- ヤ⸢ブヌル ブー⸣ボー<⸢ブー⸣ブー> トゥ⸢ローッ⸣タ
[ja⸢bunuru buː⸣boː<⸢buː⸣buː> tu⸢roːt⸣ta]
(民間療法の藪医者が瀉血<ブーブ>を取られた) - マ⸢ナ⸣マー ⸢ブー⸣ブ ⸣トゥル プ⸢ソー⸣ ブ⸢ラーヌ
[ma⸢na⸣maː ⸢buː⸣bu ⸣turu pu̥⸢soː⸣ bu⸢raːnu]
(今は瀉血する<瀉血を取る>人はいない)
Example phrases
マイヌミース [⸢mainumiː⸣su] (名)
- 米味噌。米だけで作った味噌。「米の味噌」の義。塩分は控えめで、泡盛の味が染み込んでいて、何ともいえない風味があった。三時の⸢サーサー⸣フキ[⸢saːsaː⸣ɸu̥ki](茶請け)として食された。また、黒糖やザ⸢ラ⸣ミ[ʣa⸢ra⸣mi](粗目糖)を混ぜると美味であった。祖父母の側に uby{纏}{マツ}わりついて、着物の裾を引っ張って⸢マイヌミー⸣スをおねだりする孫の小さな uby{掌}{テノヒラ}に一 uby{摘}{ツマ}み載せていただいて、美味しそうに食べる光景がよく見られた。
- ⸢サンジ⸣ヌ ⸢サー⸣フケー ⸢マイヌミー⸣スナ ⸣サタ カ⸢ケー⸣シティ ン⸢ザ⸣シバ
[⸢sanʤi⸣nu ⸢saː⸣ɸu̥keː ⸢mainumiː⸣suna ⸣sata kḁ⸢keː⸣ʃi̥ti ʔn⸢ʣa⸣ʃiba]
(三時の茶請けは米味噌に砂糖を掻き混ぜて出しなさい)
Example phrases
ミサク [mi⸢saku] (名)
- 神に供える特別なミ⸢キ[mi⸢ki](神酒{EOS}どぶろく)。豊年祭や結願祭等に供えられた。普通の神事用の供物のミ⸢キ[mi⸢ki](神酒)は醸造酒の uby[g]{泡盛酒}{アワモリ}である。
- ⸢プー⸣ル ⸣キチゴンヌ ウ⸢ブニン⸣ガイナール ミ⸢サク⸣ シ⸢キル ニン⸣ガイ ⸢ソーッタ⸣ル
[⸢puː⸣ru ⸣ki̥ʧigonnu ʔu⸢buniŋ⸣gainaːru mi⸢saku⸣ ʃi̥⸢kiru niŋ⸣gai ⸢soːtta⸣ru]
(豊年祭や結願祭の大きな祈願には、ミサクを供えて祈願をされたものだ)
Example phrases
Japanese-Multilingual Dictionary (JMDict)
Results from the Japanese-Multilingual Electronic Dictionary project (JMdict), created by Jim Breen, © Electronic Dictionary Research and Development Group.
Search languages: Japanese ↔ English
あわもり【泡盛】
(Noun)
- Awamori; Strong Okinawan liquor distilled from rice or millet
Wikidata
Possible matches from Wikipedia’s Wikidata, © Creative Commons Attribution-ShareAlike License
Search languages: English ↔ Japanese
【泡盛】 — 泡盛(あわもり)は、主としてインディカ米を原料として黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用いた米麹である黒麹によって発酵させ、もろみを蒸留した琉球諸島産の蒸留酒である... [more]
Awamori