X
🔧

Settings

Search type

Word search: Languages

Word search: Databases

Define ひと hito Meaning ヒト

Displaying results for ひと (hito・ひと・ヒト) – ryukyu

Results from Jlect.com, including regional variants.

Ryukyu (Kunigami: Nago)

ひとぅー

(Noun) Present, gift, souvenir

Ryukyu (Amami: Oshima, Amami: Ukejima, Okinoerabu, Yoron)

ひとつば

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Amami: Kikai)

ひとぅつば

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Okinoerabu)

いぬひとつば

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Amami: Oshima, Tokunoshima, Okinoerabu)

やまひとつば

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Amami: Kikai)

ひとぅとぅふぁ

(Noun) Inumaki, Buddhist Pine, Fern Pine (Podocarpus macrophyllus)

Ryukyu (Yonaguni)

っとぅ・とぅ【人】

(Noun, suffix) Person, people

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

っとぅ【人】

(Noun) Person, people

Ryukyu (Okinawa)

ちゅい【一人・独い】

(Noun) Alone, lone; one person

Ryukyu (Okinawa)

ぴとぅ【人】

(Noun) People, person

Ryukyu (Amami: Koniya)

ってぃト【一】

(Number) One

Ryukyu (Yoron)

ぴちゅ【人】

(Noun) People, person

Ryukyu (Okinawa)

たかー【高ー】

(Noun) Tall person

Ryukyu (Kunigami: Benoki)

ういっとぅ

(Noun) Drunkard

Ryukyu (Yonaguni)

ふるみ【黒目】

(Noun) Pupil (of the eye)

Ryukyu (Okinawa)

きーまー【毛まー】

(Noun) Hairy person; shaggy person

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0).

チトー chitoo (citoo) ① 名

  1. 祈禱。

シチトー shichitoo (sicitoo) ⓪ 名

  1. [七島]土●喇(とから)列島。

チトーガーイ chitoogaai (citoogaai) ① 名

  1. 祈禱の代わりとなるもの。祈禱に代わりうる効能。家を新築した場合などに,立派な三味線で歌の上手な人に歌ってもらえば,その家は祈禱したほどの効能があるなど。

タチトーリ tachitoori (tacitoori) ① 名

  1. 立つか倒れるか。浮沈。興亡。生きるか死ぬか。

ウシトーシュン ushitooshun (?usitoo=sjuN) ① 他=saN,=ci

  1. 押し倒す。

フィチトーシュン fichitooshun (hwicitoo=sjuN) ① 他=saN,=ci

  1. 引き倒す。引いて倒す。

シチトートゥナカ shichitootunaka (sicitootu]naka) ⓪ 名

  1. [七島渡中]七島の沖。土●喇列島の沖合。

Results from the 沖縄語辞典 データ集 Okinawago jiten dēta-shū
(Okinawan Dictionary Data Collection) (© CC BY 4.0) [Japanese→Okinawan]

ひと 【人】

See also

Phrases

  • ~ごとにcchukaji
  • ~との交際cchugutu,cchubiree
  • ~に先んじることcchumee,cchusachi
  • ~に馴れることcchunari
  • ~にまさることfitumasai,cchumasai
  • ~のいいなりcchumama
  • ~の往来cchuʔashi
  • ~の気配→cchuʔutu
  • ~の背たけcchudaki
  • ~の肌cchuhada
  • ~の悪口cchugutu
  • ~をあなどる者cchuʔuseeimuN
  • ~を憐れむことcchuchimugurisha
  • ~を敬うことcchuʔuyamee

ひどい

See also

Phrases

  • ~こと→saNjaN
  • ひどく,→こっぴどく,たいした,ひじょうに

ひとえ 【単衣】

ひとつ 【一つ】

See also

Phrases

  • ~になるkusayuN
  • ~一つ選び出すことtiichiʔirabi
  • ~一つ拾うこと tiichibirii

ひとて 【一手】

ひとで 【人手】

Phrases

  • ~が足りないこと→てぶそく
  • ~に渡す→てばなす

ひとみ 【瞳】

ひとめ 【一目】

ひとめ 【人目】

Phrases

  • ~につかない道katakamichi

ひとよ 【一夜】

See also

ひとり 【一人】

Phrases

  • ~ずつchuinaa
  • ~ずつ交替すること chuichigaruu,chuinaakaaruu
  • ~でする仕事muchichirishigutu
  • ~ひとりchuinaa,→それぞれ

ひどり 【日取り】

ひとあし 【一足】

ひといき 【一息】

ひとがら 【人柄】

ひときれ 【一切れ】

ひとくち 【一口】

ひとこえ 【一声】

ひとこと 【一言】

ひとたち 【一太刀】

Results from the うちなーぐち活用辞典テキストデータベース Uchinaaguchi katsuyō jiten tekisuto dētabēsu (Dictionary of the Practical Use of Okinawan) (© CC BY-ND 3.0 DEED), by Shinsho Miyara. [Northern Ryukyuan: Okinawan]

かた くくる

  • ひとまずの安心
  • Example phrases
    • くるま はっちゃかたんでぃぬ しらしぬ あたしが、まーん やまちぇー ねーらんでぃる くとぅぬ わかてぃ なまぬ とぅくろー かたくくる ゆるちょーん。
      (交通事故の知らせがあったが、どこもケガしていないということが分かって今のところひとまず安心している)

ちゅ まーい/ちゅまーる

  • ひとまわり
  • Example phrases
    • わんねー うっとぅとー っちゅまーい ちがいん どー。
      (私は弟/妹とはひとまわり違うよ)

なんくる

  • ひとりでに
  • Example phrases
    • くぬ ないむんぬ きーや わんが っうぃーたる むのー あらんしが、とぅいぐゎーぬ まやーに さに うとぅちゃるあとぅ、なんくるみーっしどぅ ふどぅっうぃーとーる。
      (この果物の木は私が植えたものではないが、小鳥が糞をして種を落とした後、自生して成長している)
    • ちゃーしが しむら わからんなてぃ うっちゃんぎてーたくとぅ、なんくる なとーたん。
      (どうしたら良いか分からなくなって放っておいたら、なんとかなっていた)
    • っんまー ぬてぃどぅ わかいる、っちょー ふぃらいーねー なんくる わかいさ。
      (馬は乗ってこそ分かる、人はつき合えば自然に分かる)

Results from the 鳩間方言 音声語彙データベース Hatoma hōgen onsei goi dētabēsu (The Audio Database of Hatoma Lexicon) (© CC BY-SA 3.0 DEED), by Shinichi Kajiku and Natsuko Nakagawa. [Southern Ryukyuan: Hatoma Yaeyama]

カヌシャーマ [ka⸢nuʃaː⸣ma] (名)

  • 男性からいう女性の恋人。いとしく可愛いひと。「愛<かな>しき人」。石垣方言からの借用語。「可奈之久米具之~<~かなしくめぐし~>『万葉集 4106』」の義。/ナカドウ道カラ 七ケラ 通ユルケ 仲筋カヌシャマ 相談ヌ ナラヌ(囃子)イラ、ンゾーシーヌ、カヌシャマヨウ/「トゥバラーマ節」『八重山民謡誌』

ジビタムヌ [ʤi⸢bitamunu] (連)

  • 下劣なひと。卑しいことをする者。
  • Example phrases
    • ⸢ウンザー⸣ ジ⸢ビタムヌ⸣ ヤ⸢ルンダ ヌー⸣バ ⸢スー⸣ユー ワ⸢カラ⸣ヌ
      [⸢ʔunʣaː⸣ ʤi⸢bitamunu⸣ ja⸢runda nuː⸣ba ⸢suː⸣juː wa⸢kara⸣nu]
      (そいつは下劣な奴だから何をしてくるか分からない)

トゥシウイ [tu̥⸢ʃi⸣ʔui] (名)

  • 年上。年長。としかさのひと。トゥ⸢シッサー⸣ラ[tu⸢ʃissaː⸣ra](年下)の対義語。
  • Example phrases
    • トゥ⸢シ⸣ウイラ ⸢ウイヌ⸣ ザーナ ビ⸢リ オーラ⸣シバ
      [tu̥⸢ʃi⸣ʔuira ⸢ʔuinu⸣ ʣaːna bi⸢riʔoːra⸣ʃiba]
      (年上から順に上座にお座りいただきなさい<座り uby{御座}{オ|ワ}させませ>)
    • ⸣バーラン ⸢ワール ピー⸣チェー トゥ⸢シ⸣ウイ ヤ⸢ロー⸣ル
      [⸣baːraŋ ⸢waːru piː⸣ʧeː tu̥⸢ʃi⸣ʔui ja⸢roː⸣ru]
      (私よりも貴方が一つ<一歳>は年上でいらっしゃる<年上であられる>)

ニーブヤー [⸢niːbujaː] (名)

  • よく居眠りするひと。寝坊。
  • Example phrases
    • ⸢ニーブヤーヤー キュー⸣ユン ⸢ニーヌブルタン⸣ガー ⸢シーティ⸣ パ⸢タラカンバン
      [⸢niːbujaːja kjuː⸣jun ⸢niːnuburutaŋ⸣gaː ⸢ʃiːti⸣ pḁ⸢tarakambaŋ]
      (居眠り野郎は今日も居眠りだけして働かないよ)
    • 寝坊助。 ⸢ニーブヤーヤ⸣ キューンタ ア⸢サ⸣ニビ ⸢シー ベー⸣バン⸢ナー
      [⸢niːbujaːja⸣ kjuːnta ʔa⸢sa⸣nibi ⸢ʃiː beː⸣ban⸢naː]
      (寝坊助は今日もまた朝寝坊をしているんだねえ)

ブンムチ [⸣bummuʧi] (名)

  • 身分の高い人。重々しいひと。「分持ち」の義。
  • Example phrases
    • ウ⸢ヌ⸣ プ⸢ソー⸣ イッ⸢ケナ⸣ ブンムチル ヤ⸢ローリン⸣サ
      [ʔu⸢nu⸣ pu̥⸢soː⸣ ʔik⸢kena⸣ bummuʧiru ja⸢roːrin⸣sa]
      (あの人は大変身分の高い方であられる<~でいらっしゃる>ようだ)

ミンダリムヌ [⸢miŋdari⸣munu] (名)

  • 元気のない者。大人しい人。従順なひと。覇気のない者。だらしない者。「耳垂れ者」の義。
  • Example phrases
    • ⸢ミンダリムン⸣ドゥ プ⸢ソー⸣ ッ⸢ふ⸣ティ ア⸢ザリ ブー
      [⸢mindarimun⸣du pu̥⸢soː⸣ f⸢fu⸣ti ʔa⸢ʣari buː]
      (大人しい、従順な者が時には主人に uby{楯突}{タテ|ツ}く<人を食う>といわれている)
    • ⸢ミンダリ⸣ムノー ウ⸢リンツァン シーユーサヌ
      [⸢mindari⸣munoː ʔu⸢rinʦaŋ ʃiːjuːsanu]
      (やる気のない、だらし無い者はこれすらも出来ない)

ジヒトゥム [ʤi⸢çitumu] (副)

  • どうしても。何としても。是が非でも。是非に。標準語から転訛したもので若年層が使う。老年層は、普通はヤー⸢ディン[jaː⸢diŋ](是非とも{EOS}「否でも」の転訛)という。
  • Example phrases
    • ジ⸢ヒトゥム⸣ カ⸢フ⸣ヌプス タ⸢ナマ⸣リ ッ⸢ふォー⸣リ
      [ʤi⸢citumu⸣ ka⸢ɸu⸣nupu̥su ta⸢mama⸣ri f⸢foː⸣ri]
      (是非とも媒酌人に頼まれて下さい<媒酌人をお頼み致します>)

アライパナ [ʔa⸢raipana] (名)

  • 神祈願の際の供物のひとつ。せんまい<洗米>。かしよね。あらいよね。「洗い花米」の義。神に供えるために洗い清めた米で、イ⸢ツァン⸣パイキー[ʔi⸢ʦam⸣paikiː](榊)の葉を三枚茶碗の内縁に立て、せんまいを盛って供える。
  • Example phrases
    • カ⸢ミニン⸣ガイナー ア⸢ライパナ イッ⸣チー シ⸢キオーサン⸣カー ナ⸢ラ⸣ヌ
      [ka⸢miniŋ⸣gainaː ʔa⸢raipana ʔit⸣ʧiː ʃi̥⸢kioːsaŋ⸣kaː na⸢ra⸣nu]
      (神事<神願い>には、「洗い米」を一対お供えしないといけない)
    • ⸣ドゥーパダニンガイナーン ⸢ウンキニン⸣ガイナーン ア⸢ライパナー⸣ ス⸢コー⸣ルン
      [⸣duːpadaniŋgainaːŋ ⸢ʔuŋkiniŋ⸣gainaːŋ ʔa⸢raipanaː⸣ su̥⸢koː⸣ruŋ]
      (健康<胴肌>祈願にも、運気の祈願にもアライパナ<洗米>は供えられる)

イチヨー [ʔi⸢ʧijoː] (副)

  • 一応。ひとまず。不完全ながらも最低の基準を満たしている際に言う語。
  • Example phrases
    • ⸣バー シ⸢キ⸣ニンシ イ⸢チヨー⸣ ナ⸢ラー⸣スン
      [⸣baː ʃi̥⸢ki⸣niŋʃi ʔi⸢ʧijoː⸣ na⸢raː⸣suŋ]
      (私の責任で一応教える)
    • イ⸢カナ ピンソー⸣ムヌ ヤ⸢ラバン⸣ イ⸢チヨー ガッコー⸣ヤ ン⸢ジ⸣ブンダ ⸢ジーヤ⸣ カクン
      [ʔi⸢kana pinsoː⸣munu ja⸢rabaŋ gakkoː⸣ja ʔn⸢ʤi⸣bunda ⸢ʤiːja⸣ kḁkuŋ]
      (如何な貧乏者でも、一応学校は出ているから文字は書く)

イッスン [⸢ʔis⸣suŋ] (名)

  • 一寸。標準語からの借用語。老年層は普通、プ⸢ス⸣ブシ[pu̥⸢su⸣buʃi](一節<ひとふし>)という。中指の一節の長さを基準にして、プ⸢ス⸣ブシ[pu̥⸢su⸣buʃi](一寸)、フ⸢タブシ[ɸu̥⸢tabuʃi](二寸)、⸢ミーブシ[⸢miːbuʃi](三寸)のように測った。/クルマー ミブシヌ フサビシドゥ シンリヌ ミチン ハイミグル ピトゥヤ ミブシヌ シタシドゥ グフドゥヤ フイシティ デンサー/(車は三寸の楔で千里の道も走りまわる{EOS}人は三寸の舌先で五体を食い殺すものだ、デンサー)「デンサー節」と歌われている。若年層は、⸢ワー⸣ラ シン⸢トゥ イッスン⸣ドゥ ピ⸢サー[⸢waː⸣ra ʃin⸢tu ʔissun⸣du pi̥⸢saː](君よりたった一寸しか低くない<たった一寸ぞ低い>)のようにいう

イッタン [⸢ʔit⸣taŋ] (副)

  • いったん(一旦)。ひとたび。標準語からの借用語。普通は、プ⸢スム⸣シ[pu̥⸢sumu⸣ʃi](一度)のように用いる。
  • Example phrases
    • ⸢イッ⸣タン フ⸢チェー⸣ラ ン⸢ザ⸣シェーラ マ⸢タトー⸣ フ⸢クマラ⸣ヌ
      [⸢ʔit⸣taŋ ɸu̥⸢ʧeː⸣ra ʔn⸢ʣa⸣ʃeːra ma⸢tatoː⸣ ɸu̥⸢kumara⸣nu]
      (一旦口から出したら二度と口の中に戻せない<くくめない>)

ウブプス [ʔu⸢bu⸣pu̥su] (名)

  • 大人。成人。「大人(おおひと)」の義。
  • Example phrases
    • ⸣ウナー ウ⸢ブプス⸣トゥ ヤ⸢ラビ⸣トゥ フ⸢タール ブン
      [⸣ʔunaː ʔu⸢bupu̥su⸣tu ja⸢rabi⸣tu ɸu̥⸢taːru buŋ]
      (そこに大人と子供と二人いる)
    • ⸢ウー⸣トートゥ ⸢パー⸣ク ウ⸢ブ⸣プス ⸣タカプス ナ⸢ラ⸣シ タ⸢ボーリ⸣ー
      [⸢ʔuː⸣toːtu ⸢paː⸣ku ʔu⸢bu⸣pu̥su ⸣tḁkapu̥su na⸢ra⸣ʃi ta⸢boːri⸣ː]
      (ああ尊いことよ<神様>、早く大人に、高い人<成人>になしてください)

ウリ [ʔu⸢ri] (代)

  • {Mn_3}そのひと(話題の人物)。
  • Example phrases
    • ウ⸢リヌ スー⸣ シ⸢グトー マーパカラサー ナー⸣ヌ
      [ʔu⸢rinu suː⸣ ʃi⸢gutoː maːpakarasaː naː⸣nu]
      (その人のすることは全く信用できない<しっかりしていない>)

カ [⸢ka] (助数)

  • 日を表す造語成分。日数を表す。一日を、⸣プスイ[⸣pu̥sui](一日、「ひとひ」の義)といい、二日以上は、⸢フシゥカ[⸢ɸusï̥ka](二日)、⸢ミーカ[⸢miːka](三日)、⸢ユッカ[⸢jukka](四日)、⸢イシゥ⸣カ[⸢ʔisï̥⸣ka](五日)、⸢ムイカ[⸢muika](六日)、⸢ナン⸣カ[⸢naŋ⸣ka](七日)、⸢ヤウカ[⸢jauka](八日)、ク⸢クヌ⸣カ[ku̥⸢kunu⸣ka](九日)、⸢トゥッカ[⸢tukka](十日)という。
  • Example phrases
    • ⸢ギューカ
      [⸢gjuːka]
      (幾日「いくか」の義)
    • ⸢ワー⸣ ッ⸢ふァー⸣ マ⸢リティ ギューカ⸣ ナ⸢ル⸣ワ
      [⸢waː⸣ f⸢faː⸣ ma⸢riti gjuːka⸣ na⸢ru⸣wa]
      (君の子供は生まれて幾日になるか)
    • ⸣キューシ ⸢トゥッカ⸣ ナルン⸢ダー
      [⸣kjuːʃi ⸢tukka⸣ narun⸢daː]
      (今日で十日になるよ)

カーミー [⸣kaːmiː] (名)

  • ひとえまぶた(単瞼)。ブ⸢リ⸣ミー[bu⸢ri⸣miː](二重瞼)の対語。
  • Example phrases
    • ⸢ベー⸣ シマプソー ⸣カーミー ナリ⸢ブー⸣ プ⸢ソー ナン⸣ゾー ブ⸢ラーンバン⸣ナー
      [⸢beː⸣ ʃimapu̥soː ⸣kaːmiː nari⸢buː⸣ pu̥⸢soː nan⸣ʣoː bu⸢raːmban⸣naː]
      (わが<聞き手を含む>島の人は、単瞼になっている人はあまりいないねえ)
    • ⸣カーミーヤ ヤ⸢マトゥ⸣プスナール ⸢ゴー⸣ラー
      [⸣kaːmiːja ja⸢matu⸣pu̥sunaːru ⸢goː⸣raː]
      (単瞼は本土の人<大和人>に多い)

ギューケーラ [⸢gjuːkeːra] (名)

  • 不定の回数を表す。いくど(幾度)。何回。何度。「いくかへり(幾帰り<回>)。ただひとかへり舞ひて入りぬるは『源氏物語<若菜下>』」の転訛。
  • Example phrases
    • ⸢タンガ⸣シ ⸢ギューケーラナー⸣ ミ⸢ジェー⸣ カ⸢タマバ⸣ル ⸣ナルカヤー
      [⸢taŋga⸣ʃi ⸢gjuːkeːranaː⸣ mi⸢ʤeː⸣ ka⸢tamaba⸣ru ⸣narukajaː]
      (一人で何回ずつ水を担がないといけない<担げばぞなる>のかなあ)

クトゥプス [ku̥⸢tu⸣pu̥su] (名)

  • 別人。別の人。他人。「異人」の義。「ことひとと見なさむは『源氏物語 胡蝶』」の義。
  • Example phrases
    • ク⸢トゥ⸣プス ⸣ユクプステー ウ⸢モーラ⸣ヌ ユ⸢ヌ⸣プスティル ウ⸢モー⸣リ
      [ku̥⸢tu⸣pu̥su ⸣jukupu̥suteː ʔu⸢moːra⸣nu ju⸢nu⸣pu̥sutiru ʔu⸢moː⸣ri]
      (他人別人とは思われない{EOS}同じ人としか思われない<同じ人とぞ思われる>)

ケーラ [⸢keː⸣ra] (接尾)

  • 回。度。回数、度数を数える語。「ただひとかへり舞ひて入りぬるは『源氏物語(若菜)』」の転訛したもの。
  • Example phrases
    • プ⸢スケー⸣ラ フ⸢タケーラ⸣ ヤ⸢ル⸣カー ⸣ミサンドゥ ⸣カイニ ギュー⸢ムシン⸣ イ⸢ミラ⸣リカー ター⸢ン クン⸣ゾー ン⸢ジ⸣ス
      [pu̥⸢sukeː⸣ra ɸu̥⸢takeːra⸣ ja⸢ru⸣kaː ⸣misandu ⸣kaini gjuː⸢muʃiŋ⸣ ʔi⸢mira⸣rikaː taː⸢ŋ kun⸣ʣoː ʔn⸢ʤi⸣su]
      (一度や二度であればよいが、このように何度もせびられると誰でも怒る<根性が起こる>)
    • ⸢ミーケーラ
      [⸢miːkeːra]
      (三度)
    • ⸢ユーケーラ
      [⸢juːkeːra]
      (四度)
    • イ⸢チケー⸣ラ
      [ʔi⸢ʧikeː⸣ra]
      (五度)
    • ⸢ムーケーラ
      [⸢muːkeːra]
      (六度)
    • ナ⸢ナケー⸣ラ
      [na⸢nakeː⸣ra]
      (7度)
    • ⸢ヤーケーラ
      [jaːkeːra]
      (八度)
    • ク⸢ヌケー⸣ラ
      [ku⸢nukeː⸣ra]
      (九度)
    • ⸢トゥーケーラ
      [⸢tuːkeːra]
      (十度)

シゥカ [⸣si̥ka] (助数)

  • 一束の半分。「つか<束>」の義か。片手で握った分。これを二つ合わせて、プ⸢スタブ⸣ル[pu̥⸢sutabu⸣ru](ひとたば<一束>)という。
  • Example phrases
    • ⸢マイヤー⸣ フ⸢タシゥカ⸣シル プ⸢スタブ⸣ル ⸢ユイオーッ⸣タ
      [⸢maijaː⸣ ɸu̥⸢tasi̥ka⸣ʃiru pu⸢sutabu⸣ru ⸢juiʔoːt⸣ta]
      (稲<米>は二つかで一束<ひとたば>に束ねられた)
    • ⸢マイヤー⸣ フ⸢タシゥカ⸣シル プ⸢スタブ⸣ルティ ア⸢ズ⸠ダー
      [⸢maijaː⸣ ɸu̥⸢tasi̥ka⸣ʃiru pu̥⸢sutabu⸣ruti ʔa⸢ʣu⸠daː]
      (稲は二つかで一束と言うのだよ)
    • フ⸢タシゥカ⸣シ プ⸢スタバ⸣ル ⸢サンジュータバ⸣ルシ プ⸢スマラ⸣キ マ⸢ラコーッタ
      [ɸu̥⸢tasï̥ka⸣ʃi pu̥⸢sutaba⸣ru ⸢sanʤuːtaba⸣ruʃi pu̥⸢sumara⸣ki ma⸢rakoːt⸣ta]
      (2束で1タバル<把>、30タバリで1マラキ<丸げ>に束ねられた)

スディナ [su⸢di⸣na] (名)

  • 八重山士族層女性の単衣衣装で、カカンと対を成す。鳩間島では、古典舞踊のパ⸢トゥ⸣マナカムリ[pḁ⸢tu⸣manakamuri](鳩間中岡{EOS}鳩間節)舞踊で着用される婦人の衣装の名。舞踊の衣装の名。カ⸢カン[kḁ⸢kaŋ](袴)と対をなして着用され、タ⸢ナシ[ta⸢naʃi](ひとえ<一重>のうちかけ)を重ねて着る。
  • Example phrases
    • ス⸢ディ⸣ナー パ⸢トゥ⸣マナカムリヌ ⸣キンティ ⸢シー⸣ カ⸢ザケートゥ⸣ ユ⸢レー⸣ナール ⸣アル
      [su⸢di⸣naː pḁ⸢tu⸣manakamurinu ⸣kinti ⸢ʃiː⸣ ka⸢ʣakeːtu⸣ ju⸢reː⸣naːru ⸣ʔaru]
      (スディナは古典舞踊鳩間中岡の衣装として加治工家と寄合家にある)